【専門家が教える】外壁塗装の剥がれの原因と正しい修理方法とは?

2020.6.21

外壁塗装の剥がれは、さまざまな原因で起こります。

経年によって塗装が劣化することで起こることも多いですが、原因はそれだけではありません。

塗装の剥がれを放置すると、雨水などの侵入を許すようになり建物の耐久性を損ねることがあるため注意が必要です。

単なる塗装の剥がれと侮ることなく、適切な処置を施しましょう。

今回の記事では、塗装が剥がれる原因と対策についてご紹介します。

 

外壁塗装の剥がれの原因とは

まずは塗装剥がれの原因について、いくつかの例をご紹介いたします。

 

シーリングの切れ

シーリング材は、経年劣化や地震、施工不良などさまざまな原因で切れることがあります。

シーリングが切れることにより、その上に塗装している場合は追随して剥がれてしまいます。

 

下地のひび割れ

塗装の下地になるモルタルなどの建材は、シーリングと同様に経年劣化や地震、施工不良などさまざまな原因でひび割れることがあります。

この場合も、下地がひび割れることで塗装も追随して剥がれてしまいます。

 

塗装材の接着不良

塗装はおもに3回の重ね塗りをして仕上げることから、正しい処理が行われないといずれかの層で接着不良が起こる可能性があります。

またどのように接着不良が起こるのかという点でも、さまざまなことが考えられます。

例えば以下のような内容です。

  • ・塗膜下に異物が入り込んだ
  • ・熱や雨、結露などの影響を受けた
  • ・古い塗膜の付着力が弱い
  • ・重ね塗りの間隔が長過ぎた

 

接着不良は、環境による影響もありますが、正しい施工手順を積み重ねることが重要といえるでしょう。

 

下地薄塗りモルタルの剥離

下地面にモルタルを薄塗りして、塗装で仕上げるケースがあります。

下地面とモルタルの接着力が不足すると、施工後に剥がれる原因になります。

このケースは、モルタル塗りの前工程で接着力を高めるためのプライマーなど、適切な下地処理をすることが重要です。

プロがオススメ!

下地浸透強化処理剤 ガッチリ浸透プライマーW(ヤブ原産業)

 

塗装剥がれの修理方法

塗装剥がれが起こった場合、原因に応じた修理を行う必要があります。

塗装剥がれの修理方法について、簡単にご紹介したいと思います。

 

シーリングが原因の修理方法

シーリングが原因で塗装が剥がれている場合、まず切れたシーリングを除去し新しく打ち替える必要があります。

シーリングを打ち替えが完了したら、再塗装をして仕上げます。

 

ひび割れが原因の修理方法

ひび割れが原因で塗装が剥がれている場合、まずひび割れを補修する必要があります。

ひび割れは大きさなど状況によって補修方法を検討しますが、エポキシ樹脂を注入したり、Uカット後にシーリングを充填したりする方法があります。

ひび割れ補修が完了したら、再塗装をして仕上げます。

なお、下地がコンクリートのひび割れ補修に関する詳しい内容は、「【コンクリートひび割れ】発生原因と補修方法!適切な補修材は?」の記事を参考にしてください。

下地がサイディングのひび割れに関する詳しい内容は、「【サイディングひび割れ】発生の原因と補修方法とは?」の記事を参考にしてください。

 

接着不良部分が原因の修理方法

接着不良が原因で塗装が剥がれている場合、まず接着不良を起こしている部分を除去する必要があります。

除去が完了したら、塗り替え用の下塗りを適切に行ったうえで再塗装して仕上げます。

下地薄塗りモルタルの剥離が原因の修理方法

下地の薄塗りモルタルが剥離している場合、まず薄塗りモルタルの剥がれを起こしている部分を除去する必要があります。

除去が完了したら、下地面に「コンクリート浸透強化剤」を塗布して付着力を高めることが重要な工程になります。

さらに「ポリマーセメントモルタル」で埋め戻しをすることで、強固な下地が形成できるわけです。

強く密着したモルタル層が形成できたら、塗装で仕上げます。

今回ご紹介した補修方法で使用する「コンクリート浸透強化剤」と「ポリマーセメントモルタル」について、弊社で取り扱う材料をご紹介しておきます。

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コンクリート浸透強化剤 ガッチリ浸透プライマーW

カチオン系ポリマーセメントモルタル カチオンタイト

 

まとめ

時間の経過とともに塗装は必ず劣化するため、剥がれてしまうなどの傷みは避けられません。

しかし定期的に適切なメンテナンスをすれば、影響が拡大することは防げます。

また塗装が剥がれた場合は、その後の状況を見きわめ、原因に合った修理をしっかり行うようにしましょう。 塗装剥がれでお困りの方は、弊社までお気軽にご相談ください。