【実録相談シリーズ】 訪問営業でオススメされた「30年持つ塗料」

2022.8.20

実録相談シリーズ01 訪問営業でオススメされた「30年持つ塗料」

ご相談概要

  • 築7年
  • 外壁診断結果は「防水機能がほぼ無い状態、10年経過すると手遅れになる」
  • 訪問営業で「30年持つ塗料」を勧められた
  • 工事費は180万円(税込)

「お隣のお宅や近隣宅で来週、来月とA社で外壁塗装工事されることになり、工事挨拶と一緒にこのような話がでてきました。主人も私も無知すぎて…」

「外壁診断結果を見ると、すぐに工事しないと手遅れになる状況でしょうか?」

結論から言うと、仮に10年で手遅れになるとしたら建築した会社の手抜き工事の場合です。なので基本、手遅れになることはありません。

そのような言葉で煽ってくる業者は怪しい飛び込み営業がよく使う常套句です。まずは、こういう営業トークをしてくる会社に頼むのはやめましょう。頼むとしてもハウスメーカーさんの方がまだいいと思います。

今は「住宅性能保証」と言って建築後10年はハウスメーカーが不具合の保証をしてくれます。一度、ハウスメーカーに点検をお願いしてもいいかもしれません。点検だったら無償でやってくれるのではないでしょうか。

住宅点検

A社が勧めているシーリングは確かに長持ちすると思いますが、一般のシーリング屋さんではほとんど使われていません。

30年持つ塗料にも同じことが言えますが、仮に30年持ったとしても30年の間に何が起きるかわかりません。地震、風水災害による屋根の破損、樋の破損、外壁のひび割れなど。

極端な話ですが、もしかしたらご自身の生活スタイルが変わってその家に住まなくなるかもしれません。

また、その会社の保証も10年ですよね。一般的に不具合は10年過ぎたあたりから出てきます。11年後に出た不具合は保証してくれません。30年持つといっても30年保証してくれるわけではないですよね。

私の考えとしては、生命保険や住宅ローンと同じで、建物のメンテナンスも10年スパンで見直しした方が良いでしょう。
(10年でやるのではなく10年経ったら状況を見て考えるという意味です)

一般住宅であれば100万円もあれば、通常の塗装でも10年から15年ぐらいは十分持ちます。そう考えると仮に今後30年の間に2回塗り替えしたとしても、ほぼ同じぐらいの金額で済む計算です。

仙台支店店長 横山

結論

2~3年後に手遅れになることはまずありえません。不安を煽って契約にこぎつける営業なので、まずその会社はやめといたほうがいいと思います。

7年での塗り替えはまだまだ早いと思います。2~3年経ったらもう一度考えるがよろしいのではないでしょうか。