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30坪あたりの外壁塗装の費用相場とは?使用する塗料によって値段が変わるって本当?

2023.5.15

民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する最長35年の全期間固定金利の住宅ローン「フラット35」で有名な住宅金融支援機構が発表した「2020年度 フラット35利用者調査」によると、注文住宅の床面積の全国平均は124.4㎡(約38坪)とのことでした。

そこで今回は、30坪あたりの外壁塗装の相場について紹介していきたいと思います。

30坪あたりの外壁塗装の塗料代の費用相場

30坪の住宅の外壁塗装費用相場は地域や業者によって異なるため一概には言えませんが、一般的な目安として、外壁塗装の1坪あたりの塗料代の費用相場は10,000~20,000円程度とされています。

10,000円/坪 × 30坪 = 300,000円
20,000円/坪 × 30坪 = 600,000円

何故金額に開きがあるのかというと、塗料の品質や性能のレベルを示す指標「グレード」が異なるためです。

塗料のグレードは塗料の種類や特性に基づいて区分され、高機能なグレードの物ほど耐用年数が長くなり、単価も高くなります

塗料のグレードは主に以下の要素に基づいて決定されます。

材料の品質:
塗料に使用される原材料の品質や配合比率がグレードに影響します。
高品質な材料を使用することで耐久性や耐候性が向上し、塗膜の保護性能が高まります。

特性と性能:
塗料の特性や性能もグレードの判断材料となります。
例えば、耐久性、耐候性、防水性、耐藻性、防カビ性、色の持続性、汚れの付着防止などが重要な要素として考慮されます。

添加剤や改質剤:
塗料に添加される特殊な添加剤や改質剤もグレードに影響を与えます。
これらの成分は、塗膜の柔軟性、耐久性、耐候性、抗菌性などを向上させる役割を果たします。

塗料のグレードは通常、メーカーによって複数のレベルに分かれており、一般的には標準グレード、高耐候性グレード、高機能グレードなどが存在します。

標準グレード:
一般的な住宅に使用される一般的な塗料です。
耐候性や耐久性があり一般的な保護や美観を提供します。

高耐候性グレード:
より高い耐候性や耐久性を持つ塗料です。
厳しい気候条件や環境に晒される場合に適しており、色あせや剥がれを抑えることができます。
耐候性を重視する場合や長期的なメンテナンス期間を望む場合に選ばれます。

高機能グレード:
最も高い性能を持つ塗料で、特殊な要求やニーズに対応します。
防水性や断熱性を向上させる塗料、汚れやカビの付着を防ぐ塗料、環境に配慮したエコフレンドリーな塗料などが含まれます。

外壁塗装で使用される塗料のグレード

外壁塗装で使用される塗料のグレードは大きく分けて7つに分類されており、1番低いグレードから順にアクリル(3~6年)、ウレタン(8~10年)、シリコン(10~13年)、ラジカル制御型(12~15年)、フッ素(13~15年)、光触媒(10~15年)、無機(15~20年)となっています。(カッコ内は耐用年数)

30坪あたりの外壁塗装の費用相場 まとめ

外壁塗装の費用には、塗料代、足場代、施工費用(人件費)の3つの主要な費用要素が含まれます。

塗料代は、塗料の種類、グレード、使用する塗料の量によって異なります。

塗料代は通常、1㎡あたりの塗料の消費量と塗料の単価に基づいて計算されます。

足場代は外壁塗装作業を安全かつ効率的に行うために必要な足場の設置費用です。

足場代は建物の高さや形状、足場の種類、設置期間などによって異なります。

足場の単価は600円~800円/㎡、飛散防止ネットの単価は200円/㎡が相場とされているので、30坪の住宅の場合であれば10~15万円程度が足場代の平均相場となります。

施工費用は外壁塗装作業を行うための労務費や施工に関連する費用です。

これには、塗料の下地処理、洗浄、下塗り、中塗り、上塗りなどの作業費用が含まれます。

これらを元に30坪あたりの外壁塗装の費用相場を算出すると、60~100万円前後が平均相場となります。

塗料のグレードを下げることで外壁塗装の費用を抑えることができますが、耐用年数が短くなってしまいますので、長い目で見たら費用が割高になってしまうことも珍しくありません。

塗料を選ぶ際には、予算、建物の特性、気候条件、メンテナンスの頻度などを考慮し、塗料メーカーやプロの塗装業者と相談しながら、適切なグレードの塗料を選ぶことが大切です。

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