ビル・マンションの屋上防水工事の主な工法とは?工事のタイミングは?

2021.3.4

ビルやマンションの屋上は紫外線を直接浴びてしまうため建物の中で一番劣化が激しい箇所となります。

劣化を放置しておくと、劣化箇所から雨水が建物内へ侵入し雨漏りの原因となってしまう恐れがあり、建物の耐久性を著しく下げてしまう可能性もあります。

定期的に屋上のメンテナンスを行うことで雨漏りなどの被害を防ぐことができ、大規模な修繕を未然に防ぐことで費用も抑えることができます。

今回は、ビル・マンションの屋上防水工事の工法と、工事のタイミングについて解説します。

ビル・マンション屋上防水工事の主な工法

 ビル・マンションの屋上防水工事に用いられる工法は以下の4つの工法です。

ウレタン防水工法

ウレタン防水工法はウレタン樹脂を塗装のように塗り伸ばすことよって防水層を形成する工法です。

液体のため複雑な床の地形にも施工でき、繋ぎ目もないので防水の一体化により強固な防水層ができます。

また、ウレタン防水工法は既存の防水層の上に重ねて塗ることができ、塗る回数によって厚みを調整することも可能です。

ウレタン防水にはウレタン樹脂を下地に直接流し込む密着工法と裏側に通気溝が空いている通気シートの上からウレタン樹脂を流しこむ通気緩衝工法とがあります。

雨漏りが起きてしまった修繕工事には通気緩衝工法によるウレタン防水工法が最も普及している工法です。

ただし定期的にトップコートの塗り替えが必要になりますが、5~6年毎に再塗装することで防水自体は15年程度持ちます。

シート防水工法

シート防水には、大きく分けてゴムシート防水工法と塩ビシート工法の2種類あります。

・ゴムシート防水工法

ゴムシート防水工法は合成ゴムをシート状にして敷き詰める防水工法です。

工期が短く費用も比較的安価で、均一な防水層で仕上がるのでムラが出にくいという特徴がありますが、複雑な形状の床面には向きません。

・塩ビシート工法

塩ビシート工法は耐久性のある塩ビ(塩化ビニル)シートを被せることで防水層を形成する防水工法です。

ウレタン防水と比較して、既存の防水層を撤去する必要もなく、比較的耐用年数も長いことからビル・マンションの屋上防水工事における防水工事の中でも、コストパフォーマンスに優れている工法です。

FRP防水工法

ガラス繊維で補強された特殊なプラスチックにポリエステル樹脂を組み合わせて塗布していく工法です。

軽量かつ耐久性・対候性に優れていますが、性質上5~8年毎にトップコートの再塗装が必要になるほか、伸縮性がないためひび割れを起こしやすい側面もあります。

アスファルト防水工法

 合成繊維不織布にアスファルトを含ませてコーティングしたルーフィングと呼ばれる防水シートで防水層を作り、熱したアスファルトで下地と防水シートを溶着させ防水効果を発揮するという工法です。

施工後すぐに防水性能を発揮し、耐用年数は20年程度あり、ビル・マンションの屋上防水工事として一番ポピュラーなものがアスファルト防水工法です。

デメリットとして工事中に発生する臭気と、重量の問題があります。

ビル・マンションの屋上防水工事で失敗しないために

現地調査に立ち会わず施工業者を決めてしまうと、後から追加費用を求められることがあるほか、言った言わないのトラブルに発展する恐れもあります。

現地調査に立ち会うことをおすすめします。

また、極端に安すぎる防水工事は追加費用を請求される可能性があるほか、手抜き工事をされてしまうことも危惧しなければいけません。

手抜き工事によって雨漏りが発生してしまったり再工事が必要になると、相場以上の支出となる恐れもありますので、値段で選ぶことはおすすめできません。

複数の業者に見積もりを依頼し、相見積もりを取ると適正価格を見極めやすくなります。

ビル・マンションの屋上防水工事のタイミング

屋上に雑草が大量に生えている、屋上の排水状況が悪い、過去に施工した防水シートが剥がれてしまっている、などといった劣化状況がみられる場合は、防水工事をご検討されることをおすすめします。

漏水被害が広がってからでは補修費用も高くなってしまいます。

弊社でも、丁寧で、確実な防水工事を行っております。

お問い合わせ・ご相談はいつでも無料です。

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