雨漏りと結露の違いとは?見分け方のポイントや対処方法はある?

2021.3.13

天井から水が滴っている状況を見ればほとんどの場合、雨漏りを疑うかと思います。

しかしその原因は結露である可能性があります。

一方で、窓や窓枠に水滴がついている状況を見れば大半の方が結露が原因だと思われるでしょう。

でも、それはもしかしたら雨漏りが原因かもしれません。

なぜなら、普通は水滴が発生している場所からどうしてもそのように判断してしまいがちだからです。

実は雨漏りや結露が発生するケースでは、両者で原因や対処方法はまったく異なります。

よって水滴の原因が何なのかしっかり見極めて適切な処置を行なわないとムダな費用を掛けることになりかねません。

今回は、雨漏りと結露の違い。見分け方のポイントや対処方法について解説します。

雨漏りと結露の違い

雨漏りとは

屋根や外壁など、建物の隙間から雨水が侵入して発生します。

瓦が破損していたり、外壁のコーキングが劣化していたりするとそこから雨水が侵入し雨漏りの原因となります。

季節を問わず雨が降っている時に室内に水が滴り落ちる状況の場合、雨漏りが発生している可能性がありますので、早急に専門の業者にご相談ください。

雨漏りを放置してしまうと建物の内部が腐食し建物に著しいダメージを与えてしまう恐れがあります。

大規模な修繕工事が必要になる可能性があるほか、シロアリが発生してしまうと建物が倒壊する危険性も出てしまいます。

結露とは

結露は室温と外気温の温度差で発生します。

結露は窓や窓枠だけでなく天井や壁など、外気に面した部分で発生します。

暖房を使用し外気との温度差が大きくなる秋~冬の寒い時期のみに発生するという場合は、結露である可能性が高いです。

結露は壁一面、窓ガラス全面など広範囲で発生しやすいので、そちらも見分けるポイントとなります。

結露を放置してしまうと、カビが発生したり壁紙が黒ずむことがあります。

常時結露が発生しているような状況の場合、断熱材や木材が長期間湿気に晒されている可能性があります。

放置すると腐食の原因となってしまいますし、カビは喘息などの原因にもなります。

また、冬は加湿器を使用しているという方も多いかと思います。

加湿器も結露の原因となりますので、室内の温度を上げ過ぎない、こまめに換気を行うなど、結露を発生させないような対策を行いましょう。

雨漏りと結露の対処方法

雨漏りの対処方法

雨漏りの場合、雨水の侵入経路を特定し修繕する必要があります。

雨漏りの侵入経路は屋根や外壁、ベランダなど様々な侵入経路が考えられます。

侵入経路を特定してから修繕することになります。

侵入経路の調査には、目視調査、散水調査、発光液調査、赤外線サーモグラフィー調査などがあります。

雨漏り調査を行うことで、雨漏りが原因なのか結露が原因なのかもはっきりさせることができます。

結露の対処方法

結露の対処方法は室温と外気温の差を少なくすること、換気・除湿によって湿気を減らすことです。

室温と外気温の差を少なくするには二重窓(内窓)工事や屋根裏断熱工事が有効です。

もっと手軽に対策をしたいとお考えの方は、断熱シート(結露防止シート)を窓やドアに貼るのもおすすめです。

しかし定期的な張替えが必要になるほか結露防止シート自体にカビが発生することもありますので、あくまで一時的な処置ということになります。

定期的なメンテナンスで雨漏り・結露から建物を守りましょう

雨漏りや結露は建物内部の腐食を招き、建物に著しいダメージを与えてしまう可能性があります。

よって、早期発見・早期修繕が肝心です。

雨漏りの場合、定期的にメンテナンスを行うことで未然に防ぐことができます。

結露だと思っていたものが実際には外壁のひび割れからの雨漏りだったというケース。

サッシのコーキングが劣化して雨漏りしていたというケースも珍しくありません。

もし、建築してから一度も塗り替えをしていない、前回の塗装から10年以上経過しているという方は一度、建物診断をされてみることをおすすめします。

雨漏りは様々な劣化の原因となります。

気になったらまずは調査だけでも相談してみましょう!