COLUMN 建物トラブル解決コラム

災害発生直後に急増する屋根の点検商法にご注意ください!

2024.1.5

地震などの災害発生直後は、瓦がずれている、瓦が割れているのが見えたなどと言って、無理やり点検をしようとする工事業者が急増します。

今回は悪徳業者の手口と対策、引っかかってしまったときの対処法について解説していきます。

屋根の点検商法の悪徳業者の手口と対策

最も多い悪徳業者の手口は、「近くで工事をしているので挨拶にきました。」というものです。

悪徳業者に引っかからない最も有効な方法は相手にしないことです。

本当に工事をするのであれば、「工事の場所」「期間」「施工業者の連絡先」「騒音や車の出入りなどでご迷惑をおかけする旨」などが記載された工事のお知らせを用意しているはずです。

タオルや洗剤などといった粗品も一緒に配るのが一般的ですので、インターホン越しに明らかに手ぶらの場合、悪徳業者の可能性が高いと言えるでしょう。

居留守を使うのもおすすめですが、泥棒が在宅の有無をチェックするためにインターホンを鳴らすという手口もありますので、「チラシなどがあればポストに入れておいてくださいと」インターホン越しに伝えるのがベターでしょう。

その後悪徳業者は、「屋根に黒い影が見えたのでもしかしたら瓦がずれているかも」「雨漏りする恐れがある」など、屋根の状態が怪しいということを伝えてくることがあります。

隣接している建物で工事をしているのなら、「屋根に黒い影」が見えたという発言は信ぴょう性が高いと言えるかもしれませんが、近くに足場を立てているような建物がなければ見えるはずがありません。

そもそも、隣接している建物で工事をしている場合、その工事業者が工事のお知らせや粗品をもって、事前に挨拶に伺っているはずです。

この場合、「知り合いの業者さんに見てもらうので大丈夫です。」とインターホンを切ってしまいましょう。

次に、「直接ご挨拶したいので玄関先まで来てください」と、ドアを開けさせようとしてくる場合があります。

悪徳業者はどうにかしてドアを開けさせようとし、巧妙な話術で不安感を煽り、今なら特別に割引するなどとお得感を出し、その場で契約を結ぼうとしてきます。

自分は騙されることはない、詐欺に引っかかることはないと思っていても、相手はプロです。

騙されてしまうかもしれないという心構えで、騙されないように対策を講じておくことが大切です。

真っ当な業者であれば工事のお知らせを伝えることができればそれで問題ありませんので、玄関先までわざわざ呼びつけることはほぼありません。

ただし、生活道路の掘削で出入りが困難になる場合や、境界の確認が必要な場合などは、対面での説明が必要だったり、確認をお願いされる場合があります。

そのため、何の理由もなくドアを開けさせようとする展開になってきたら点検商法の詐欺だなと思っていただいて間違いありません。

屋根の点検商法に引っかかってしまったときの対処法

屋根の点検商法など、いわゆる訪問販売と呼ばれるものはクーリング・オフ(契約解除)することができます

クーリング・オフができる条件は「訪問販売や電話勧誘で商品・サービスを契約した場合、購入の申し込みや、契約した日(書面を受け取った日)を含めて8日以内であれば無条件で申し込みの撤回や契約の解除が可能となる制度です。(総務省)」となっています。

勢いに押されて契約してしまったけどやっぱりやめたいという場合、8日以内であれば無条件で解除することができますので、焦らず落ち着いて対応しましょう。

これまでクーリング・オフの通知は書面(はがき可)でのみ可能でしたが、2022年6月から電磁的記録(電子メールやFAXなど)でも通知ができるようになりました。

詳しい手続き方法は独立行政法人国民生活センターのHPをご参照ください。
https://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/coolingoff.html

困ったときはご家族に相談することはもちろん、市の消費生活センターなどに相談することもおすすめです。

188(消費者ホットライン)」へ電話をすると、地方公共団体が設置している身近な消費生活センターや消費生活相談窓口に案内してもらえます。

専門の消費生活相談員が無料で相談にのってくれますし、より専門的な相談機関等がある場合には、相談内容にあった窓口の紹介をしてくれますので、一人で悩まず具体的な解決策を見つけていきましょう。

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