雨樋やカーポートが雹で破損してしまった!火災保険が適用されるって本当?

2022.6.10

6月の上旬、関東の広範囲で雹が降り各地で被害が発生しました。

被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。

今の時期は真夏と比較すると地上付近の気温が低いため、5~7月というのは雹が降りやすい時期となっております。

霰・雹の発生原因

霰(あられ)や雹(ひょう)というのは、積乱雲の中で作られます。

積乱雲の中は上昇気流が発達しており、地面から上空へ吹き上げられた空気が急速に冷えることで氷の粒を生み出し、雲の中にある水の粒が付着することで氷の結晶が次第に成長していきます。

重くなった氷の結晶は地表へ落下しようとするのですが、上昇気流で再び上空へ吹き上げられた氷の粒はどんどんと大きくなり、ある程度の大きさになると上昇気流よりも氷が落ちる力の方が大きくなって地表へ落下してきます。

氷の粒が50mmを超えるとその落下時速は100kmを超え、雹の大きさによってはカーポートやベランダの屋根、雨樋、窓ガラス、車などが破損したり、大きな怪我に繋がることもあります。

雹が降って来た時の対処法

屋内にいる場合

関東地方で発生した雹によって、窓が割れるという被害が相次ぎました。

急にあたりが暗くなってきた、急に強い雨が降ってきたという時は、雹が降る可能性がありますので、雨戸を閉めておくと安心です。

また、雨戸がないというご家庭はカーテンを閉めることで、窓ガラスの飛散を最小限に留めることができます。

割れた窓ガラスによって怪我をされたケースも少なくありませんので、雹が降って来た時は、窓ガラスからすぐに離れるようにしてください。

屋外にいる場合

雹は雷や強風、竜巻を伴うことが多いため、屋外にいる場合は出来るだけ早く屋内へ避難してください。

大粒の雹は傘を破ってしまいますし、強風に煽られた大粒の雹が真横から飛んでくることもあります。

雹による被害は火災保険で補償される?

ご加入されている火災保険で風災・雹災・雪災が補償内容に含まれていれば、火災保険がおりる可能性があります。

地球温暖化の影響もあり、世界中で台風の大型化やゲリラ豪雨の被害が多発しています。

ご自身が加入している保険を今一度ご確認ください。

火災保険は、保険の対象を建物のみ、家財のみ、建物+家財の3つから選ぶことができます。

例えば雹で雨樋やカーポートが破損してしまった場合、保険の対象が建物のみあるいは建物+家財であれば補償の対象となります。

なお、雹によって自動車に傷がついてしまった場合は火災保険では補償の対象外ですが、車両保険で補償されます。(車両保険を使うと翌年の等級が下がります)

詳しくはご加入の保険会社までお問い合わせください。

雹被害に便乗した詐欺にご注意ください!

雹の発生からわずか翌日、群馬県では市職員を名乗る人間が不審な訪問をしたとして注意を呼びかけています。

また、災害発生直後というのは悪質な飛び込み営業も多発します。

最も多いのが、保険を使えば無料で直せると言った手口です。

火災保険が適用されれば自己負担金なく修理できる場合もありますが、保険金が適用されるかどうかは業者が決められるものではありません。

契約を交わした後に火災保険が適用されなかったとなると、工事費用は全額施主様の負担となってしまいます。

破損の状態が経年劣化によるものだと判断されれば火災保険の対象外となりますし、一般の損害保険の場合、工事費用が20万円以下だと保険金はおりません。(20万未満免責)

雹の被害に遭われて、建物の状態が心配だと言う方も多いかと思います。

「ご不安でしょうから、今なら無料で診断します」と言われれば、親切だと思って屋根に上げてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、わざと破壊して下りてきたり、すぐに直さないと危険だと不安を煽って契約を急かすケースが後を絶ちません。

ご不安な時ほど焦らず、信頼できる業者にご相談ください。