雪で雨どいが破損・落下してしまった!火災保険で直せるって本当?

2020.1.24

暖冬だから大雪の心配はない?

東日本の1月15日までの平均気温は、平年比+2.2度でした。

このままの数値が続くと記録的暖冬になるのではないかと言われています。

暖冬だから雪の心配はないと思われている方もいるかもしれませんが、実は暖冬でも大雪が降る可能性は少なくありません。

2001年以降、南岸低気圧による大雪が17回発生しているのですがそのうちの約半数が暖冬での大雪でした。

雪で雨どいが壊れた場合の修理費用は?

大雪が降った場合、影響が出る恐れがあるのが雨どいです。

屋根に積もった雪が滑り落ち、雨どいを破損させてしまったり、雪の重みで雨どいが落下してしまったりすることがあります。

平屋住宅の場合は足場を設置しなくても修理可能な場合もありますが、2階以上の建物の場合、足場の設置が必要となります。

建物の規模にもよりますが、費用は足場と修理費用合わせて10万~60万円程度が相場となります。(約30坪で10~20万円前後)

雨どいの重要性とは?

雨どいは屋根に溜まった雨水を管や鎖を伝わらせて排水設備に流すという役割を担っています。

雨どいがないと、雨水はすべて軒下に流れ落ちることになります。

小雨程度であればしずくが垂れる程度で済みますが、大雨になると屋根の上に並べられたいくつものホースから水が放出されているような状態になります。

水の落ちたところが水浸しになり、泥ハネが外壁を汚してしまうほか、水が土を侵食し軒下に大きな水たまりを作ってしまいます。

また、外壁や基礎にひび割れがあった場合にはそこから雨水が侵入してしまう恐れもあります。

雨水に晒されることが多くなれば建物のダメージは大きくなり、腐食も進んでしまいますので、建物を長持ちさせるためには雨どいはとても大切です。

雪で雨どいが破損した場合火災保険は使える?

雨どいが破損・落下してしまった場合、なるべく早い段階で修理をしたほうが良いのは言うまでもありません。

しかし、突然の大雪で30万近い費用をいきなり用意することは難しいという方もいらっしゃるかと思います。

そこでご活用頂きたいのが火災保険です。

火災保険というと火事による補償しか受けられないのではないかと思われている方も多いのではないでしょうか。

実は火災保険の補償内容はご契約されているプランにもよりますが、ほとんどの場合で基本補償または自由選択に、風災補償・雹(ひょう)災補償・雪災補償が含まれています。

火災保険に加入されている方は、是非この機会にご契約の保険内容をご確認ください。

雨どいが雪による破損だと認められれば実質無料で雨どいを修理することが可能です。

またここで注意して頂きたいのが、悪徳業者の存在です。

保険を利用することで雨どいを実質無料で直せるということを利用して、飛び込みで訪問し契約を急かしたり、保険金が下りなかった場合に違約金を取るなどの行為を働く悪質業者がたくさんいます。

破損状況によっては保険が下りない可能性もあるほか、保険金が見積もり代金より少なかった場合には不足金額の負担が必要になる場合もあります。

火災保険による雨どいの修理は100%確実に無料で修理できるものではありませんので、無料ということばかりを強調してくる業者にはくれぐれもご注意ください。

なお、火災保険は過去に実費で修繕したケースでも2年前まで遡って請求することができるほか、何度保険を使用しても保険料が上がるということはなく、被害箇所が新しい箇所であればそのたびに申請可能です。(過去に保険金を受領している箇所でも、修理していれば再度申請可能です)

お困り事やご不明な点等ございましたらお気軽にご相談ください。