COLUMN 建物トラブル解決コラム

2022.12.2

外壁塗装は必要ないって本当?メンテナンスをしないリスクってあるの?

塗装、外装工事

特に目立った汚れや損傷もないし、美観さえ気にならなければ高いお金を払ってまで外壁塗装をしなくても…と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、外壁塗装を行う最大の目的は美観の維持ではありません。

外壁塗装を行う最大の目的は外壁材を長持ちさせるため、ひいては建物を長持ちさせるためにあります。

外壁塗装をせず放置してしまうと劣化や損傷が進行し、大規模な修繕工事が必要になってしまう恐れもあるのです。

外壁塗装が必要ない家とは?

外壁がタイルの家

外壁がタイル貼りの場合、外壁塗装を行う必要はありません。

タイルという外壁材は高耐水性で傷に強く、風雨や紫外線による変色や劣化などの経年劣化がほとんど起こらないからです。

ですが、メンテナンスフリーというわけではありません。

タイル自体はメンテナンスを行う必要がなくても、タイルを貼り付けるモルタルや弾性接着剤、目地に充填されているコーキングは10年程で経年劣化を起こしてしまうからです。

外壁がレンガの家

レンガもタイルと同様に、高耐水性で風雨や紫外線による変色や劣化などの経年劣化がほとんど起こらないため外壁塗装を行う必要はありませんが、モルタルや弾性接着剤は劣化してしまいますので定期的なメンテナンスは必要です。

ちなみに、レンガの耐用年数は50年といわれていますので、塗装をしてしまうとかえってメンテナンスの手間を増やしてしまう(塗料の耐用年数の方が短い)ことになります。

どうしてタイルやレンガは劣化しないの?

タイル:石や砂、粘土などを高温で焼き固めたもの
レンガ:粘土の他にセラミック素材を焼き固めたもの

石や砂、ガラスなどは自然界に存在する無機物なので、劣化することなく自然界に存在し続けることができるため、それらを主原料として作られたタイルやレンガも風雨や紫外線による経年劣化がほとんど起こりません。

 

外壁が樹脂サイディングの家

塩化ビニル樹脂を主原料としている外壁材です。

原料に顔料を混ぜ込むため色褪せがなく、オープンジョイント工法で施工するためシーリングを必要としません。

耐久性が高く凍害などにも強いことから北米では主流とされていますが、国内シェア率は1%程度しかないため施工できる業者が限られています。

新築あるいは前回の塗り替えから10年以内の家

新築あるいは前回の塗り替えから10年以内の家であれば外壁塗装を行う必要がありません。

ただし、建物の環境や使用した塗料によって劣化具合が変わってきますので、定期的に外壁を手で触ってみて白い粉が付着しないか(チョーキング現象)、ひび割れや汚れが付着していないか目視チェックを行うことをおすすめします。

塗料の種類 塗料の耐用年数
アクリル塗料 6~8年
ウレタン塗料 8~10年
シリコン塗料 10~15年
フッ素塗料 15~20年

外壁の劣化が軽いうちに修繕することができれば建物へのダメージを最小限に抑えることができますし、修繕費用もかなり抑えることができます。

新築で購入してから約20年間、一度も外壁塗装をしたことがなかったというAさんのお宅では、強い雨が吹き付けるたびに窓から雨が入り込んでいたそうです。

通常の雨であれば吹き込むこともなかったのでしばらく放置していたそうなのですが、次第に雨漏りのシミが壁や天井に現れるようになり、大規模な修繕工事が必要となってしまいました。

 

外壁塗装は必要ないって本当? まとめ

外壁塗装が必要かどうかは外壁材の種類によって異なるということがお分かり頂けたかと思いますが、定期的なメンテナンスはどの外壁材であっても必要です。

「ひび割れが気になる…」「階段のサビが気になる…」

どんな些細な心配事でも結構です。

遠慮無くお気軽にご相談下さい。

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