COLUMN 建物トラブル解決コラム

2020.4.6

外壁塗装の色選びはカラーシミュレーションが効果的!

アパート、マンション

外壁塗装の塗り替えで、思い切ってイメージチェンジしてみたいけど出来上がりに不安を感じている場合、事前に「カラーシミュレーション」をしておくと便利です。

せっかく塗り替えるなら、色選びで後悔したくないものです。

「カラーシミュレーション」をしておくと、完成後のイメージを共有できるため後悔する可能性もきわめて低くなるでしょう。

今回は、外壁塗装をするときの「カラーシミュレーション」の手順や注意点についてご紹介します。

外壁塗装のカラーシミュレーションとは?

カラーシミュレーションとは、外壁の塗り替えを実施する前に、写真を加工して外壁を希望する色に置き換え、完成後のイメージを見える化するものです。

カラーシミュレーションには、いくつかの方法があります。

まずは塗料メーカーのホームページに用意されているシミュレーションを利用することができます。

この方法は、詳細な設定ができないなど機能は少ないですが、大まかなイメージをつかみたい場合に利用してみるとよいでしょう。

次に塗装業者による画像編集ソフトを使ったカラーシミュレーションです。

この方法は、外壁や屋根、雨樋など詳細な色設定も可能で、完成後により近いイメージを表現するうえで効果的といえるでしょう。

 

外壁塗装のカラーシミュレーションの手順

こちらでは、塗装業者によるカラーシミュレーションの手順について簡単に解説したいと思います。

大きな流れは以下の通りです。

 

カラーシミュレーションの手順①:写真を準備する

カラーシミュレーションをする建物の写真を違う角度から何枚か準備します。

周辺の環境がわかるものであれば、対比しながら景観にマッチした色設定ができます。

 

カラーシミュレーションの手順②:色を選択する

色見本帖などから塗りたい色を決定します。

1階と2階で色を変えたり、建物の形状からアクセント色を配置したりするなど、自由なアレンジを試してみるとよいでしょう。

 

カラーシミュレーションの手順③:専用ソフトでカラーシミュレーションをする

実際に編集ソフトを使って色の置き換え作業を行います。

周辺にある電柱や電線を消して作成することも可能で、またベタ塗りではなくリアルに近い演出ができるのも編集ソフトの利点です。

外壁塗装のカラーシミュレーションの注意点

カラーシミュレーションをしておくことで完成後をイメージしやすくなることは間違いありませんが、注意点もあります。

カラーシミュレーションをする場合の注意点についていくつかご紹介いたします。

 

完成後とまったく同じ色になるとは限らない

色の見え方は条件によって変わります。

その条件とは光の当たり方やプリンターの性能などで、さらには外壁の凹凸を忠実に再現することも難しくなります。

同じ色で塗った実績があれば、実際の建物を見ることでよりイメージしやすいかもしれません。

 

周辺の街並みに配慮する

周辺の街並みに融和するよう、配慮することも重要です。

とくに派手な色を採用すると、景観になじまない場合もあるため注意が必要です。

 

色だけでなく性能に注目することも忘れない

外壁塗装の色を検討しているときは、完成後を想像しワクワク感が高まるときかもしれません。

ただし外壁塗装の本来の役割とは、紫外線や雨など外的要因から建物を守ることにあります。

外壁を外的要因から守ることで劣化を抑制し、さらにメンテナンスコストを低減させるためには、塗料の性能を高めることが重要です。

外壁塗装の種類によって性能は大きく変わります。

色の決定と同時に適正な建物寿命を維持するため、適切な性能を持つ塗料を選ぶことも忘れないようにしましょう。

外壁塗装のカラーシミュレーション:まとめ

外壁塗装はさまざまな種類のなかから好みの色を選べます。

しかし外壁の塗り替えは、おおよそ10年に1度のことでもあるため選択を間違わないようにしなくてはいけません。

事前にカラーシミュレーションを実施し、イメージに沿った塗り替えを実現してください。

なお弊社でもカラーシミュレーションによる提案を実施しています。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

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