COLUMN 建物トラブル解決コラム

2023.12.2

防水工事これはやるな 5つの間違いとその対策

雨漏り、防水、シーリング

防水工事は建物を長期間にわたって保護するために不可欠ですが、誤った方法や不完全な処置は逆に問題を引き起こすことがあります。
この記事では、防水工事に関する一般的な誤解とそれらを避けるための専門家からのアドバイスを提供します。
そしてあなたの建物を効果的に保護し、無駄なコストを削減するためのポイントを理解する内容となっています。

間違い1: コーキング(シーリング)による隙間の埋め

問題点: トタン屋根などの水抜き用の隙間をコーキングで埋めると、水の逃げ道が失われ、建物内に水が逆流するリスクがあります。
特に雨季には重大な雨漏りの原因となる可能性があります。
解決策: 水抜き用の隙間の重要性を理解し、専門家と相談しながら適切なメンテナンスを行うことが重要です。
コーキング(シーリング)は建物を保護するために使用されますが、その過剰な使用は逆効果となるため、バランスの取れた使用が必要です。

間違い2: 表面の色替えのみ

問題点: 費用削減のために表面の色だけを塗り替えるだけでは、防水機能は回復しません。
特に防水層が劣化している場合、この方法は一時的な見た目の改善に過ぎず、根本的な問題を解決しません。
解決策: 防水工事は外観の改善以上のもので、適切な防水層の再施工や補修が必要です。
このためには、専門家の診断と適切な方法の選択が求められます。

間違い3: 防水層の完全撤去

問題点: 既存の防水層を全て撤去することにより、予期せぬ雨漏りや高額な費用が発生する可能性があります。
解決策: 新しい防水層を施工する際には、既存の層を保持することでコストを節約し、建物の保護を図ることが可能です。
これには専門家による適切な評価が必要です。

間違い4: 専門知識が不足した業者への依頼

問題点: 防水に精通していない業者に工事を依頼すると、不適切な施工により、余計な費用が発生することがあります。
解決策: 防水工事は専門性が高いため、実績と知識を兼ね備えた業者を選ぶことが重要です。
業者選びには、資格、口コミ、以前の工事の実例などを参考にしましょう。

間違い5: 過剰な防水層の追加

問題点: 過剰な防水層の追加は、建物の通気性を損ない、結露やカビの原因となることがあります。
さらに、余分な重量が建物に負担をかける可能性もあります。
解決策: 防水層の適切な厚さと材料の選定が重要です。
過剰ではなく必要な防水処理を選択することで、建物を長期間にわたって保護することができます。

最後に

適切な防水工事は、建物の健康を守るために不可欠ですが、間違った処置は逆効果になる可能性があるため、専門家の意見を聞くことが重要です。
当社では、豊富な経験と専門知識を持つプロフェッショナルが、あなたの建物に最適な防水処置を提供します。
防水工事に関するご相談やお見積もりは、ぜひ当社までお問い合わせください。
安心してお任せいただけるサービスを提供いたします。

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