雨漏りを放置すると危険!木材が腐食した場合どんなリスクがある?

2021.8.16

大雨被害で気になることといえば、雨漏りによる木材の腐食です。

気が付いた時にはベランダの床がぶかぶかになっていた…なんてことも珍しくありません。

雨漏りで木材が腐食するとどんなリスクがある?

「これくらいのシミなら大丈夫」
「毎回雨漏りするわけじゃないし問題ないだろう」

と、雨漏りを軽く考えてしまっている方はいませんか?

雨漏りは自然に直るものではありません。

放置すれば放置した分だけ被害が拡大していきます。

雨漏りによる3大被害

雨漏りによって起こる被害は主に3つあります。

1:家が腐る

雨漏りの被害で最も多いのが、建材として使われている木材の腐食です。

木材が腐食してしまうと建物の耐久性が著しく低下してしまうため、地震などによって倒壊のリスクが高まります。

雨漏りによって雨水が建物内部に侵入してしまうと、建物内部に雨水が溜まり木材腐朽菌という菌が繁殖してしまいます。

木材腐朽菌とはその名の如く木材を腐食させる菌です。

湿度85%以上、木材の含水率25%以上、温度20 ~30℃の高温多湿の環境を好み、栄養分は木材に含まれるリグニン、セルロース、ヘミセルロースです。

木材腐朽菌の活動は活動条件が整っている限り続きます。

そのため、根本的な対策を取らない限り、腐食の進行を止めることができません。

腐食した木材は重量が軽くなると同時に木材の強度も低下させてしまいますので、腐食が進むことで天井が抜け落ちてしまったり、家が傾くなど重大な事態を招いてしまう恐れもあります。

鉄骨や鉄筋コンクリートの場合も例外ではありません。

ひび割れなどからの雨漏りによって鉄筋がサビてしまうと、次第に鉄筋は膨張し圧力によってコンクリートを破壊し脱落を起こしてしまいます。(爆裂)

高い位置でコンクリートが脱落してしまった場合、崩落したコンクリートが二次被害を招いてしまう恐れもありますし、コンクリートが脱落した箇所はさらに雨水が入りやすくなっている状態になっていますので、被害を拡大させる可能性もあります。

2:シロアリが発生する

湿気の多い木材はシロアリの大好物です。

乾燥に弱いシロアリにとって雨漏りが発生している建物というのは、シロアリにとって最高の住処になっています。

シロアリによって木材の腐食が進んでしまうと、建物を支える柱や壁がスカスカの状態になってしまいます。

シロアリの被害だけで建物が倒壊する事例は少ないかもしれませんが、シロアリの被害や腐朽被害のあった建物は、地震を引き金として倒壊するリスクが格段に上がります。

実際に阪神淡路大震災後に行われた国土交通省の研究機関などの調査において、シロアリ被害・腐朽ありとされた家屋の9割が全壊したという結果がでています。

3:カビが発生する

湿った場所はシロアリだけでなく、カビにとっても生息しやすい環境です。

カビは木材や塗料、埃などを餌にしてどんどん増えていきます。

壁紙の裏など見えない場所で増殖しているケースも多く、クロスを剥がしたら一面カビだらけだったということも珍しくありません。

カビくらいなら…と思われる方もいるかもしれませんが、カビは気管支喘息やアレルギー性鼻炎など、健康被害を引き起こす可能性があります。

喘息は大人になると治らないものと考えられているほど大変な病気です。

雨漏りは被害が出る前、あるいは被害が小さい内に補修をすることで建物へのダメージを最小限に抑えることができます。

雨漏り被害にお困りの方、まずはお気軽に弊社までご相談ください。