外壁塗装の工程で高圧洗浄が重要な理由を解説!

2020.3.9

外壁塗装を塗り替える際、「高圧洗浄」という工程があります。

「高圧洗浄」は、外壁塗装の機能を適正に発揮するうえで必要となる重要な工程です。

もし「高圧洗浄」が不十分なまま塗装された場合、塗膜は本来の耐久性を全うできない可能性があります。

今回は、外壁塗装の工程で「高圧洗浄」がなぜ必要なのか、また施工時の注意点などを解説します。

 

外壁塗装の工程で高圧洗浄はなぜ必要?

外壁には、汚れやカビ、あるいは劣化現象のチョーキングによって発生する粉など、新しい塗装の妨げになるものが多く付着しています。

これらを効率よく落とす作業が高圧洗浄の工程になります。

高圧洗浄が必要な理由はおもに以下の通りです。

  • ・密着性を高めるため
  • ・美観を確保するため
  • ・塗料の適正な機能を発揮させるため

 

密着性を高めるため

汚れやカビなどが残った状態で塗装した場合、安定した塗膜をつくることが非常に難しくなります。

またこの場合、接着不良を起こしやすく、完成後は早期に浮きや剥がれなど不具合を起こす場合もあります。

高圧洗浄で洗い落とすことで下地面と塗料の密着性を高め、安定した塗膜をつくることが可能です。

 

美観を確保するため

外壁塗装の出来は、美しい外観をつくるうえで最も重要な要素といえるでしょう。

高圧洗浄を怠った場合、塗装ムラの原因にもなるなど完成品質に影響する可能性があります。

高圧洗浄することで、塗膜の密着ムラを防止し建物の美観を確保することが可能です。

塗料の適正な機能を発揮させるため

外壁塗装は、紫外線や雨水などさまざまな劣化要因から建物を守ります。

ところが、接着不良によって浮きや剥がれが起こってしまうと、建物を守る機能も損なわれ耐久性の低下にもつながる場合があります。

外壁塗装が適正な耐用年数を全うできず早期に機能を失うと、メンテナンスサイクルも早まりランニングコストの増大につながるでしょう。

また、外壁塗装が適正な機能を発揮させるには高圧洗浄を行えばよいというわけではありません。

高圧洗浄の後に行われる塗装工程で、適切な手順で施工することもポイントです。

なお、塗装工程の適切な手順については「外壁塗装の工程は3回塗りが基本!その重要性とは?」の記事を参考にしてください。

 

外壁塗装の工程で高圧洗浄をするときの注意点

高圧洗浄は、ただ行えばよいというわけではありません。

正しく施工すること、また周辺へ配慮することなど、いくつか注意しておきたいことがあります。

高圧洗浄のおもな注意点は以下の通りです。

  • ・丁寧にかつ確実に行う
  • ・高圧洗浄後はしっかり乾燥させる
  • ・漏水対策をする
  • ・飛散対策をする

 

 

丁寧にかつ確実に行う

高圧洗浄作業は、長年に渡って付着した汚れやカビなどを確実に落とすことを目的としています。

高圧洗浄でも簡単に落とせないものもあるため、根気強く丁寧に洗浄作業をする必要があります。

また高圧洗浄で落ちないカビや藻などは、バイオ洗浄剤で分解するという方法も効果的です。

建物の大きさにもよりますが、作業には半日~1日程度は必要になるため、高圧洗浄の作業時間が極端に短い業者には注意しておいたほうがよいかもしれません。

 

高圧洗浄後はしっかり乾燥させる

塗れた状態で塗装をすると接着不良の原因となるため、高圧洗浄後は十分な乾燥をさせないといけません。

気温など外部環境にもよりますが1~2日程度は乾燥させたうえで、塗装工程に移行することが重要です。

 

漏水対策をする

高圧洗浄は非常に水圧の高い業務用の機械を使用して行います。

建物内部に漏水し、家財が濡れることがあると大きな問題に発展する可能性もあるため、しっかりと対策をしなくてはいけません。

窓は閉じておくこと、また換気口のように水が侵入する可能性の高い部位には養生をするなど対策をする必要があります。

 

飛散対策をする

汚水などが近隣に飛散してトラブルにならないよう、事前に対策をすることも重要です。

まず近隣に対して、高圧洗浄作業を行うことは案内しておく必要があるでしょう。

足場に飛散防止のネットを張ることである程度防止できますが、洗濯物がある場合など細心の注意を払って作業することが重要になります。

 

外壁塗装の高圧洗浄:まとめ

高圧洗浄の工程は、塗料としての機能を十分に発揮させるため非常に重要な工程になります。

この作業を丁寧に、そして確実に実行することが、完成後の品質を左右するといえるでしょう。