COLUMN 建物トラブル解決コラム

梅雨の時期は外壁塗装をしないほうがいいって本当?その理由とは?

2023.4.19

梅雨の時期は外壁塗装をしないほうがいい?

梅雨時期は天候が不安定であり長時間雨が降ることがあります。

外壁塗装は乾燥が重要です。

湿度が高いと塗料が乾きにくくなるため、塗料の密着性が低下してしまう可能性があります。

また、雨が降ることで塗料が十分に乾燥する前に洗い流されてしまったり、塗料が薄まることで塗料本来の効果を発揮できなくなってしまう可能性があります。

そのため、外壁塗装を行う際には梅雨時期は避けることが望ましいです。

どうしても梅雨時期に外壁塗装を行う場合は、天気予報を確認し、塗装スケジュールを決めることが重要です。

梅雨の時期に外壁塗装を行う場合の注意点とは?

梅雨の時期に外壁塗装を行う場合は以下の点に注意する必要があります。

塗料の乾燥時間を考慮する

梅雨時期は湿度が高いため塗料が乾きにくくなります。

十分な乾燥時間を確保するようにしましょう。

天候を確認する

雨が降ると塗装作業が中断されてしまうため、天候の変化に注意する必要があります。

適切な塗料を選ぶ

湿度が高い梅雨時期には水分を透過しにくく、乾燥しやすい塗料を選ぶことが望ましいです。

専門業者に相談して適切な塗料を選ぶようにしましょう。

適切な下地処理を行う

梅雨時期は湿気が多く外壁にカビや藻が発生する可能性が高くなります。

下地処理をしっかりと行い、カビや藻の発生を防ぐことが重要です。

雨漏りに注意する

外壁塗装で一番最初に行うことは、高圧洗浄機を使って汚れや古い塗膜を除去することです。

汚れや古い塗膜が残っていると素地と塗料が密着しないため、すぐに剥がれ落ちてしまう可能性があるためです。

古い塗膜を除去した状態の屋根や外壁というのはとても無防備な状態ですので、このタイミングで大雨が降り続いてしまうと、建物内部に雨水が浸入してしまう恐れがあります。

必要に応じてシートを張ったり、建物内部の防水対策を行うことが必要です。

外壁塗装は梅雨の前にしておいたほうが良い?

梅雨時期は雨が多く降り、外壁に水が染み込んでしまうことがあります。

外壁が傷んでいる場合、雨水が染み込んで内部の構造物にまで水が侵入し、雨漏りの原因になることがあります。

また、外壁の塗膜が弱くなると、カビや藻などの生育に適した環境になり、外壁を傷めることがあります。

そのため、梅雨前に外壁塗装を済ませておくことをおすすめします。

梅雨前に外壁塗装をすることで、外壁に防水性が付与され、雨漏りのリスクを軽減することができます。

梅雨前は気温や湿度が高めで外壁塗装に適した環境とは言えませんが、春は気温や湿度が低めで塗料が乾きやすいため外壁塗装に最適の季節です。

梅雨前の春に外壁塗装がおすすめな理由とは?

春は湿度が比較的低く、乾燥しやすい季節です。

気温も穏やかなので塗料も乾きやすく、真夏のように作業中に塗料が乾燥してしまう心配もありません。

高い湿度だと塗料が乾きにくく塗装面にムラができやすくなってしまうのですが、春は湿度が低いためムラになりづらくなります。

塗装面がムラになってしまうと美観を損ねるだけでなく、塗膜の厚みが偏ってしまうことで割れや剥がれの原因となってしまうほか、塗膜が薄いと塗料の劣化が早く進行してしまいます。

梅雨の時期は外壁塗装をしないほうがいいって本当? まとめ

外壁塗装には美観を維持するだけでなく、建物の耐久性や耐水性を向上させるという役割があります。

経年劣化などで塗膜やコーキングが劣化してしまうと、雨水が侵入しやすくなり雨漏りの原因となってしまうため、春に外壁塗装を行っておくことで、梅雨やゲリラ豪雨、台風など、大雨に対する備えにもなります。

外壁塗装をご検討の方、まずはお気軽に弊社までお問合せください。

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