外壁塗装工事における足場の必要性とよくあるトラブルとは?

2022.10.11

屋根・外壁塗装を行う上で、欠かせないものと言えば足場です。

建物の高さにもよりますが、屋根・外壁塗装などのリフォームを実施する際には、足場を組むことはほぼ必須となります。

今回は外壁塗装工事における足場の必要性とよくあるトラブルについて紹介していきます。

外壁塗装工事における足場の必要性とは?

外壁塗装の足場は、1m²あたり700~1000円の間が相場となっていますので、一般的な30坪程度の戸建て住宅の場合、15~20万円前後は足場代としてかかるのが一般的です。

足場を設置しなくてもはしごや脚立などでどうにか対応できないかとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、安全かつ丁寧な作業を行うためには足元がしっかり安定している足場が必要不可欠となります。

また、飛散防止ネットを張ることでお隣さんの住宅や車などに、汚れや塗料などが掛かってしまうことを防ぐことができます。

足場代が高い理由

足場を設置するだけでなぜそんなにも費用が掛かるのかと疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。

足場を設置するには足場材という材料が必要となるのですが、一般的な戸建て住宅分でおよそ90~130万円程度の足場材が必要となります。

足場材の他にも足場材を保管する場所や現場まで運搬するトラック、そして足場を組む職人2~3人(一人当たり12,000~25,000円/日)も必要となりますので、足場は足場屋さんに依頼して設置・解体してもらうのが一般的です。

つまり、足場代が高額な理由は経費自体が高いからということになります。(自社で足場を設置することができる業者は中間マージンが発生しないため、比較的安価に足場を設置できます)

工事内容によっては総額の3割以上が足場代になってしまうこともあるため、高すぎるのではないかと感じてしまうかもしれませんが、費用の内訳を見てみるとご納得いただけるかと思います。

外壁塗装工事の足場にまつわるトラブルとは?

ケース1 通行の妨げ・騒音

足場材を積んだトラックが道を塞いでしまうことでご近所さんの車の通行を妨げてしまう可能性があります。

また、足場材は金属製のため組み立て時に金属音が鳴り響きます。

ご近所さんへ配慮が必要な工事の前には、あらかじめ工事期間とどのような作業を行うかをご挨拶しておきましょう。(業者が挨拶回りをしてくれることもあります)

ケース2 無断侵入

足場を設置する際に十分なスペースが取れない場合は、お隣さんの敷地を使わせて頂くケースがあるのですが、事前にしっかり許可を取っておかないと後々ご近所トラブルに発展してしまう可能性があります。

ケース3 洗浄水・塗料の飛散

高圧洗浄の水しぶきや塗料の飛散を防ぐために飛散防止ネットを張ります。

外壁のすぐそばに車を停めている場合は、飛散防止ネットでは防ぎきれない可能性もありますので、車全体を養生シートで覆うなどしっかりと対策を行う必要があります。

ケース4 庭・植栽

足場を設置する際に庭木を傷つけてしまったり、高圧洗浄の水しぶきや塗料の飛散で植木を汚してしまう可能性がありますので、必要に応じて剪定を行ったり、移動できるプランターや植木鉢は外壁から60cm以上離しておきましょう。

ケース5 強風

春一番や台風の時期になると不安になるのが強風による倒壊ですよね。

足場自体は骨組状態ですので風の影響を受けることはほとんどありません。

台風の予報が出た際は飛散防止ネットをしっかり巻き上げておくことで強風による倒壊を防ぐことができます。

ケース6 足場代無料

足場代無料を謳っている外壁塗装のチラシを見たことがあるという方も多いかと思いますが、足場代の内訳をご覧いただければ無料にできるわけがないとお分かりのはずです。

本当に無料にしていたとしたら、利益がないどころか赤字になってしまうでしょう。

見積もり上では足場代が無料になっていても、資材費や人件費などで大幅に上乗せしている可能性が高いです。