COLUMN 建物トラブル解決コラム

2022.8.9

外壁塗装するなら!色褪せしやすい色ってどんな色?

塗装、外装工事

外壁の色褪せが気になるという方はいませんか?

外壁の色褪せは外壁の塗膜が劣化してきたサインです。

外壁の塗膜が経年によって劣化してしまうと、建物が古く見えてしまったりくすんだ感じに見えるなど、見た目的にマイナスの印象を与えてしまいます。

美観が多少損なわれる程度であれば別に気にしないという方もいらっしゃるかもしれませんが、外壁塗装を行う最大の目的は美観目的ではありません。

外壁塗装の最大の目的は塗料に含まれている防水効果で雨漏りを防ぎ、建物を守ることにあります。

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とはいえ、やっぱり見た目は気になりますよね。

外壁の色褪せは経年劣化によって必ず起きてしまう避けては通れない問題です。

今回は、せっかく塗り替えをするならなるべく色持ちが良いもの、色褪せしにくい塗料について紹介していきたいと思います。

外壁塗装で色褪せしやすい色とは?

色褪せする原因

外壁塗装が色褪せてしまう原因は主に2つあります。

①紫外線による経年劣化

世の中のすべての物は原子同士が結びつき合い物質を構成しています。

色を構成する顔料も原子同士の結合で構成されているのですが、原子同士が結びついている結合エネルギーを上回る紫外線エネルギーを受けてしまうと結合が切断され、色味が変わってしまいます。

窓際などに、CDや本などを長期間放置していたら色褪せてしまったという経験をされた方もいるのではないでしょうか。

②化学変化

鉄が酸化することによって酸化鉄という別の物質に変わり色が赤や黒へ変化するように、塗料も酸素や水、熱など様々な要因によって塗料が化学変化を起こし、別の物質に変わることで色が変わってしまいます。

色褪せしやすい色

外壁の色褪せは経年劣化によって必ず起きてしまうのですが、色褪せしやすい色というものがあります。

・赤

街中で赤字部分が色褪せて消失してしまい、何が書かれているのか分からなくなったチラシや看板を目にしたことはありませんか?

赤は耐光性が低いため色褪せしやすいだけでなく、原色系で鮮やかな色合いなので色褪せするとくすみが目立ちやすくなってしまいます。

ちなみに東京タワーは5年に1度の周期で約1年かけて塗り替えをしているんですよ。

・黄

元素同士が結合している部分が多く、紫外線によって切断されてしまうため、他の色より色褪せしやすいと言われているのが黄色です。

逆に、最も色褪せしにくい色は白です。

白は太陽光を吸収しにくいという性質があるため、紫外線のダメージを受けづらく、白という色味自体が色褪せを分かりづらくさせる色でもあります。

ただ、白は汚れが付着しやすいといったデメリットもあります。

そのほかに色褪せしにくい色といえば黒や青などがあります。

黒の顔料はカーボンブラックというもので、非常に強い炭素結合を誇り紫外線に分解されにくいという性質を持っているため色褪せが起きづらいのですが、白同様汚れが目立ちやすく、艶がなくなってしまうと色褪せたように見えてしまうかもしれません。

青は耐光性が高いため色褪せしにくい色です。

道路標識でも赤の部分が色褪せてしまっていても、青の部分はしっかりと残っていたりしますよね。

外壁塗装するなら!色褪せしやすい色ってどんな色? まとめ

色選びにお悩みの場合、風水で決めるというのも1つの方法です。

風水は古代中国の思想で、都市、住居、建物などの位置の吉凶禍福を決定するために用いられてきた、「気の流れを物の位置で制御する」という思想で、「環境学」とも呼ばれています。

建物を保護し、美観を回復させ、運気も上がるなら最高ですよね。

外壁全面に塗ってしまうとバランスが良くない色でも、部分的に風水を取り入れるのもおすすめですよ。

長く住み続ける家だからこそ、色選びは大切にしたいですね。

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