災害予防のための外壁塗装工事とは?地震や大雨災害に備えよう!
2022.5.26
2022年5月25日、全国的に大気が不安定となり奈良では雹が降り、福島では激しい突風により屋根瓦が飛ぶ被害や、窓ガラスが割れる被害が発生しました。
ゲリラ豪雨などの近年の異常気象は地球温暖化が原因の一つと言われています。
地球の平均気温が上昇すると海や地表から蒸発する水分が増加し、大気中の水分が増えるため、台風の大型化や雨量の増加などが起きます。
(気温が1度上昇すると水蒸気の量が約7%増えると言われています。)
特に日本は台風の通り道にあるため今後の大雨被害を最小限に抑えるには、日頃の備えやメンテナンスが欠かせません。
また日本は地震大国でもあります。
いつどこで大きな地震が発生するかわかりません。
備えあれば憂いなし。
今回は災害予防のための外壁塗装について紹介していきたいと思います。
災害予防のための外壁塗装工事とは?
外壁塗装工事による地震対策
地震対策には、家の構造を免震構造や制震構造にする、地盤の強度を高める、屋根の素材を軽いものにするなどといったものがありますが、実は外壁塗装にも地震対策の効果があるということをご存じですか?
外壁塗装が地震対策になる主な理由は、『外壁塗装を行うことによって建物の耐久性を維持することができる』ということです。
経年劣化によって防水機能が低下していたり、ひび割れなどが発生している外壁は、気付かないうちに建物内部へ雨水を侵入させ、建材や基礎を腐らせてしまう原因となります。
耐久性が低下している建物は地震に弱くなっていますので、大きな地震が発生した際に倒壊のリスクが高まってしまうのです。
そのため、建物の耐久性を維持するためには、建材や基礎がダメージを負う前にメンテナンスをしてあげることが重要となります。
外壁塗装工事による大雨対策
定期的なメンテナンスは建物の耐久性を維持するのに重要だとお伝えしましたが、実はもう一つ大きな役割があります。
それは、『定期的にメンテナンスを行うことで、建物に異常などがあれば早急に対処できる』ということです。
新築から、あるいは前回の塗り替えから10年以上経過しているようであれば、塗り替えをご検討されることをおすすめします。
見た目的には何ら問題がないように見えるかもしれませんが、塗料の耐用年数は10年程度となりますので、前回の塗り替えから10年以上経過しているとなると、外壁の防水機能は大分落ちていることが予想されます。
また、窓周りや外壁材の目地を埋めるために使われているコーキングの寿命は5~10年程度しかありません。
コーキングが劣化し、肉痩せを起こしていたり、ひび割れや剥がれなどが発生していると、そこから雨水が侵入し雨漏りの原因となってしまいます。
近頃は100年に一度と言われる規模の大雨被害が相次いでいます。
雨漏りは一度発生してしまうと、雨が降るたびに雨水が建物内部へ侵入し、建物に著しいダメージを与えてしまいます。
被害を最小限に留めることができれば、建物のダメージも最小限に抑えることができますし、修繕費用も安く抑えることができます。
災害予防のための外壁塗装工事とは? まとめ
外壁や屋根の状態を定期的にチェックしておくことで、地震被害や大雨被害を未然に防ぐことができたり、被害を最小限に抑えることができます。
弊社ではアフターフォローとして、1年毎の定期調査を行い、建物の状態や不具合を点検しております。
もちろん定期調査・点検・報告は無料です。
「ひび割れが気になる…」
「階段のサビが気になる…」
「雨漏りが気になる…」
どんな些細な心配事でも結構です。
何かご不安な点がございましたら、遠慮なくご相談ください。