外壁にカビが繁殖する原因と効果的な取り方とは?

2020.4.23

外壁にカビが繁殖することは珍しくありません。

とくに梅雨時期などジメジメとした季節は注意が必要です。

外壁のカビは見た目を悪くするだけなく、外壁の耐久性を下げる原因となるほか、アレルギーを引き起こす原因にもなってしまいます。

よって、外壁にカビを発見した場合は、できるだけ早めに対策をとりましょう。

そこで今回は、外壁にカビが繁殖する原因と効果的な対策についてご紹介したいと思います。

外壁に繁殖するカビの原因は?

外壁にカビが繁殖するのは、生育しやすい環境が揃っていることが原因です。

そもそもカビとは、菌糸と呼ばれる糸状の細胞からなり、胞子によって増殖する菌類になります。

そして、カビが生育するにはいくつかの要因が揃う必要がありますが、その要因とは以下の4つです。

  • ・適度な温度
  • ・水分
  • ・栄養
  • ・酸素

 

外壁に繁殖するカビの原因①:適度な温度

カビにとって最適な温度は25℃~30℃といわれていますが、5℃以下でも繁殖が可能です。

また人間にとっても適した温度と重なることからも、カビにとっても都合のよい環境は多いといえます。

 

外壁に繁殖するカビの原因②:水分

カビが生育するうえで水分は不可欠で、湿度が高いほど繁殖しやすくなります。

とくに相対湿度が60%を超えるとかなりの勢いで繁殖し始め、80%を超えるとさらに加速します。

そのため、梅雨や台風の時期になると外壁にカビが発生することが多くなるのです。

外壁は常に外気にさらされていることから通気性は高いといえますが、日当たりの悪い北面などはカビやコケの格好の住処となってしまいます。

また、建物の周りに川や海があったり、花や樹木を植えていたりすると、湿度が上がりやすくカビにとっても繁殖しやすい環境となるため注意が必要です。

相対湿度とは?

空気中に含まれる水蒸気の量を表す尺度のことです。

空気中に含まれ売る水分量を100とした場合に実際に含まれている水分を%で表したものになります。

 

外壁に繁殖するカビの原因③:栄養

外壁はカビの餌となるチリや埃が付着しやすく、外壁の塗装に使われる塗料もカビの栄養源となってしまいます。

要するに、あらゆるものがカビの栄養となるため、栄養分の供給を断つことはきわめて難しいといえます。

 

外壁に繁殖するカビの原因④:酸素

私たち人間は酸素がなければ生きられないように、カビも酸素がなければ生きられません。

しかし、空気中に存在する酸素を断つことは不可能です。

 

外壁に繁殖するカビの放置は危険

外壁に繁殖するカビを放置することは危険です。

放置している間にカビが広範囲にわたって繁殖してしまう恐れがあるほか、根が深くなってしまうと綺麗に除去できなくなってしまう可能性があります。

またとくに深刻な危険性といえば以下の2つです。

  • ・劣化の加速による建物へのダメージ
  • ・暮らす人の健康への影響

 

劣化の加速による建物へのダメージ

外壁にカビの繁殖が見られる場合は外壁自体が劣化している可能性があり、放置すると建物へのダメージがさらに深刻化する恐れがあります。

外壁塗装には、雨や紫外線、汚れ、熱などから建物を守るバリア機能が備わっています。

ところが、外壁塗装が劣化すると外壁材自体が吸水しやすくなるため、その結果としてカビが生育してしまうことがあるのです。

また外壁にカビが繁殖した状態を放置すると、建物へダメージが及ぶ可能性があります。

というのも、塗料のバリア機能が失われ水分が徐々に侵入していくと、建物にとって重要な構造部分まで傷めることがあるためです。

そうなると耐久性が低下してしまい、万が一の地震発生時には揺れに耐えられなくなるかもしれません。

 

暮らす人の健康への影響

外壁にカビの繁殖が見られる場合は、暮らす人の健康にも影響を与えることがあります。

とくに注意しておきたい健康への影響といえばアレルギー疾患です。

外壁で繁殖したカビの胞子を吸引すると、体質によってはアレルギー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎などを発症してしまうケースもあります。

 

外壁に繁殖するカビの取り方

外壁のカビの取り方は、自身で行うセルフクリーニングと、業者で行うプロのクリーニングの大きく2つの方法があります。

 

外壁のカビの取り方その①:セルフクリーニング

セルフクリーリングでカビを取る場合、やわらかいスポンジなどを使い中性洗剤で軽くこすると落とせる場合があります。

しかし、ブラシで強く擦り過ぎたり高圧洗浄機を使って圧力を掛け過ぎたりすると、塗膜を剥がしてしまう恐れがあります。

よって、カビを発見したら症状が軽い初期段階で取り除くことが重要です。

また、カビキラーなど市販されているカビ取り剤で外壁のカビを除去すると、含有する薬剤が塗料を変質させてしまう恐れがあるため、この方法はおすすめできません。

セルフクリーニングは繰り返すたびに塗膜にダメージを与える可能性が高いため、なかなか落とせない場合は無理をせずプロの業者へ依頼するようにしましょう。

 

外壁のカビの取り方その②:プロのクリーニング

外壁塗装の専門業者であれば、状況に応じた最適の方法でカビを落とすことを検討します。

専門的な見地から外壁のコンディションをチェックできるため、適切な塗装のタイミングなどもわかるでしょう。

また、高圧洗浄で落とす場合は、塗膜を傷めてしまうことから外壁塗装とセットで検討するケースが一般的です。

とくにカビが繁殖するのは環境に起因することも多く、その場合は防カビ塗料を使うと再発防止にも効果を発揮します。

外壁のカビを放置することは危険性が高く、できるだけ早く信頼できる専門の業者に相談しましょう。

なお、外壁汚れの落とし方についての詳しい情報は「紹介します!効果的な外壁汚れの落とし方とは?」の記事を参考にしてみてください。

 

外壁のカビ:まとめ

外壁にカビが繁殖することはけして珍しいことではありません。

カビを発見した場合は、放置せずできるだけ早く対処することが重要です。

とくにカビが繁殖しやすい4つの要因を取り除きにくい環境にある場合は、防カビ塗料を使った塗装を検討してみるとよいでしょう。

カビ取りに関するお悩みはお気軽にご相談ください。

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