外階段の塗膜剥がれやサビはリフォームのサイン?【メンテナンスの重要性】

2021.5.26

東京にある賃貸アパートで外階段の一部が崩落し、女性が亡くなられたという事故が起きました。

実質経営者であった人物が、自ら工事していたと言われています。

アパートの建築に携わった元社員が、本来はきちんと溶接しなければいけない箇所を仮止めのような感じで施工していた。

木製踊り場の防水加工をするよう忠告しても聞く耳を持たなかったという証言が相次いでおり、階段と木製踊り場の接合部分が腐食していたことが崩落の原因とされています。

なお、民間の検査機関に提出された設計図には、接続部分にも鉄を使うことになっており、木材に変更するといった変更の届け出はされていなかったそうです。

知識と技術を有した職人が施工していれば、このような事故は起きなかったのではないでしょうか。

このアパートを施工した業者が2010年以降手掛けた物件は東京都と神奈川県で166棟あり、そのうちの57棟に階段の劣化などが見つかっています。

このニュースを目にされ、鉄階段のあるアパートにお住まいの方や、オーナー様からご心配・ご不安の声が多数寄せられています。

オーナー様は今一度、建物の状況を確認して頂き、定期的なメンテナンスを実施して頂ければ幸いです。

外階段のリフォームのサイン

塗膜の剥がれ

外階段のリフォームのサインとしてチェックして頂きたいのが、塗膜の剥がれです。

塗料のグレードによって耐用年数は異なりますが、塗膜の耐用年数は10年程度です。

塗膜が剥がれてしまうと鉄骨がむき出しになってしまいますので、風雨に晒されることによってサビが発生します。

サビは一度発生してしまうと何度も繰り返し発生し、発生するたびに強度が低下してしまいます。

階段の裏側

表向きは問題ないように見える外階段であっても、裏側を確認するとサビが発生している場合があります。

段差のつなぎ目にサビが発生していませんか?

サビが発生し大きな穴が開いていた場合、耐久性が著しく低下している恐れがありますので、改修工事を検討されることをお進めします。

外階段のリフォーム|ぱっと見問題ないように見える外階段でも…

定期的に塗装を行っているけど腐食の補修はしたことがないので本当に大丈夫なのか不安だと、アパートのオーナー様よりご相談を頂きました。

現場を調査させていただいたところ、サビている箇所をアルミテープで覆い隠し、その上から塗装をしていたことが発覚しました。

当然、アルミテープを貼っただけでは強度は回復しませんし、内側でサビがどんどん拡大してしまう恐れもあります。

サビが全体に広がっている場合は鉄階段を丸ごと交換しなければいけない可能性もありますが、比較的小さなサビ穴であれば、高い防サビ性能をもつメッキ鋼板を溶接し穴を塞ぐことで補修出来る場合があります。

鉄階段を塗装する際は必ず腐食部を修復し、しっかり補強してから塗装することが大切です。

塗装をご依頼される前にオーナー様ご自身の目で状況を確認していただくことで、万が一の事故を防ぐことができます。

外階段のリフォーム|溶接と塗装で補修できる可能性も

外階段を交換するとなると費用も高額になってしまいますし、建物の寿命を考えると交換するのはちょっと…と二の足を踏んでしまうオーナー様もいらっしゃるかと思います。

鉄階段だけでなく、屋根や外壁など、建物の寿命に合わせて定期的にメンテナンスを行うことが費用対効果として理想のバランスになるかと思います。

一見すると、結構腐食が進んでしまっていると思われる鉄階段でも、ささら桁(階段の両端に設けられる板)を補強し、段板のみ交換することで延命出来る場合もあります。

どんな些細な事でもご心配・ご不安なことがありましたら、まずは一度弊社にまでご相談ください。

お問い合わせ・ご相談はいつでも無料です。