COLUMN 建物トラブル解決コラム

壁紙や天井のシミは雨漏りのサイン?放っておくと危険って本当?

2021.4.16

壁紙やクロスにシミが発生して困っているという方はいないでしょうか?

壁紙やクロスにシミが発生している場合、屋根や外壁などから雨漏りしている可能性があります。

天井から雨水が滴り落ちてくるような分かりやすい雨漏りであれば、すぐに気が付きやすいです。

しかし、内装の内側からじわじわと広がり表層化してきた雨漏りの場合、長期間建物内部が湿気ている状況にあり、壁紙の裏側ではカビが発生している可能性や、木材が腐食してしまっている可能性があります。

できるだけ早く専門の業者に診てもらうことをおすすめします。

壁紙や天井のシミは雨漏りのサインです

何かをこぼしたわけでもないのに壁紙にツーっとシミが広がっていたり、壁紙やクロスがめくれてきたりしている場合、雨漏りが原因で壁の内側に水が溜まっている可能性があります。

また、天井に不自然なシミが発生している場合、屋根や外壁のひび割れなどから二次防水を破って建物内部に雨水が侵入していることが予想されます。

雨漏りを放置してしまうと建物内部で腐食が進み、最悪の場合倒壊してしまう恐れもあります。

壁紙に雨漏りのシミはないけど家がなんだかカビ臭い…

シミと一緒にカビが発生している場合はもちろんのこと、壁紙や天井にシミらしきものはないけれど、雨が降るとなんだか家がカビ臭くなる。

そのような場合、天井や外壁の内側に水が溜まりカビが発生している可能性があります。

建物内部でカビが発生している場合、喘息など人体への影響も懸念されますので、被害が拡大する前に手を打つ必要があります。

雨漏りでできた壁紙のシミを消す方法はある?

壁紙やクロスに雨漏りのシミが残っていると気になってしまいますよね。

雨漏りによってできたシミは水で拭き取るだけではなかなか消えません。

そこでおすすめなのが以下の方法です。

①漂白剤

壁紙やクロスの色が白だった場合、市販の漂白剤を10~50%程度に希釈したものをスプレーボトルなどに入れ、吹き付けることでシミが消える可能性があります。

漂白剤を吹き付けた部分だけ不自然に白くなってしまうリスクはありますが、手軽にできるシミ消し方法です。

②塗装する

塗料を使ってシミ自体を覆い隠すように上から塗料で塗りつぶしてしまうという方法もあります。

シミが発生している一面だけを塗り替えてしまうと全体のバランスがおかしくなってしまうため、広範囲で塗り替えた場合に費用や手間がかかるというデメリットがあります。

③張り替える

壁紙やクロスを張り替えてしまうのが、最も綺麗に仕上がる方法です。

最近では元の壁紙を剥がさずに、その上から貼り付けられる壁紙も発売されています。

雨漏りでできた壁紙のシミを消す方法を紹介してきましたが、あくまでこれらの方法は雨漏りがきちんと修理されているという前提で行う対処法となります。

シミができてしまう元凶を改善しない限りシミは現れ続けますし、問題の先送りをすればするほど、建物の被害は大きくなってしまいます。

まずはシミの原因となる雨漏りを対処するのが先決です。

壁紙や天井のシミは雨漏りのサイン まとめ

雨漏りに気が付いていても、大雨の時に少し雨漏りするだけだからと、ついつい修理を後回しにしてしまう方もいるかと思います。

しかし、天井から雨が滴り落ちてきている、壁紙やクロスにシミが浮き出ているという状況は、残念ながら最終段階です。

今感じている被害は小さなものであっても、建物内部では腐食がじわじわと進行しています。

これは修理しなければマズイという状況になってからでは、大掛かりな修繕工事が必要になってしまう恐れもあります。

被害が小さいうちであれば建物に大きなダメージを与えることも無く、修繕費用も安く抑えることができます。

雨漏り被害にお悩みの方、まずは気軽にご相談ください。

お問い合わせ・ご相談はいつでも無料です。

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