COLUMN 建物トラブル解決コラム

ゲリラ豪雨による雨漏り被害を発生させない・最小限に抑えるには事前の備えが重要です!

2023.7.16

世界中で大雨被害が相次いでいます。

大雨被害というと線状降水帯やゲリラ豪雨を思い浮かべる方も多いかと思いますが、線状降水帯とゲリラ豪雨は発生要因や影響に違いがあります。

線状降水帯とは?

特徴
雨や雪が線状に連続して降る現象です。
降水が比較的広範囲にわたっており、数10㎞から数100㎞にわたって続くことがあります。

発生要因
通常、前線や低気圧の接近や通過、対流活動の活発化など、気象的な不安定さに関連して発生します。

移動性
線状降水帯は一定の速度で移動することがあります。
そのため、降水が一時的に激しくなり、その後急速に弱まることがあります。

影響
線状降水帯は広い範囲に降水をもたらすため、比較的長時間にわたって雨や雪が続くことがあります。
洪水や土砂崩れのリスクが高まることもあります。

ゲリラ豪雨とは?

特徴
非常に激しい雨が短時間で集中的に降る現象です。
非常に強い降水が短時間で発生し、その後急速に収束する特徴があります。

発生要因
ゲリラ豪雨は大気の不安定さや急激な上昇気流、湿った空気の供給など、複数の要素が組み合わさった結果として発生します。

移動性
ゲリラ豪雨は通常、局所的な現象であり、移動性は線状降水帯ほど顕著ではありません。

影響
ゲリラ豪雨は非常に短時間で大量の降水をもたらすため、急激な浸水や都市部での浸水被害、道路の冠水などが発生する可能性があります。
また、竜巻や雹などの気象災害も伴うことがあります。

つまり線状降水帯とゲリラ豪雨の違いを簡単に説明すると、線状降水帯は広範囲にわたって降水が続き移動性がありますが、ゲリラ豪雨は局所的で短時間に激しい降水が発生するということです。

そして線状降水帯とゲリラ豪雨の共通する点は、どちらも降水現象であり、両者の発生には大気の不安定さが関与し、どちらの現象も一部の地域に非常に激しい雨をもたらします。(線状降水帯は広範囲にわたって降水が続きますが、特に激しい雨が集中的に降る狭い地域があります。)

大雨被害から身を守るためには日頃からの備えが重要です。

ハザードマップを確認し、安全な場所への避難経路や避難場所を把握しておくことや、必要な備品や食料などを準備しておきましょう。

そして、雨漏りや浸水のリスクがある場所(屋根や外壁・サッシ周辺のシーリングなど)を点検し、事前に修繕や補強をしておくことが大切です。

線状降水帯やゲリラ豪雨のように短時間で強い雨が吹き付ける場合、外壁材のひび割れやシーリングの劣化箇所などから雨水が侵入する恐れがあります。

線状降水帯やゲリラ豪雨で雨漏りが発生してしまうと、バケツをひっくり返したような雨水が室内に一気に流れ込んでくる可能性があり、バケツや雑巾で雨水を受けるというレベルではありませんので、雨が止むまで為す術がないという状況に陥ってしまいます。

こうなってしまうと雨漏り被害だけでなく、床上浸水の被害も出てしまいますので、建物に与えてしまうダメージは計り知れません。

そして線状降水帯やゲリラ豪雨が発生した際の雨漏り発生箇所として意外と多いのがベランダです。

ベランダの排水溝が詰まっていたり排水能力が不十分だったりすると、オーバーフローを起こし、雨漏りを発生させる可能性があります。

オーバーフローとは、豪雨によってベランダに溜まった雨水を排水しきれず水が溢れてしまう現象で、逃げ場のなくなった雨水はサッシの隙間から室内へ侵入していきます。

ゴミや枯葉などが溜まっているとオーバーフローを発生させやすくしてしまいますので、定期的に雨樋やベランダの排水口の点検や清掃をしておくことが必要です。

雨樋も同様です。

雨樋は屋根に降り注いだ雨水を適切に排水する重要な役割を担っていますが、ゴミや枯葉などが詰まっていると排水されるべき雨水がオーバーフローを起こし、屋根の損傷部分や外壁のヒビから雨漏りを発生させる恐れがあります。

災害はいつ発生するかわかりません。

日頃からの点検や定期的なメンテナンスを行い、雨漏り被害を発生させない・雨漏り被害を最小限に抑えるということを意識し、備えていきましょう。

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