COLUMN 建物トラブル解決コラム

雨漏り修理の費用相場はどれくらい?

2022.7.26

西日本~東北南部まで6月末に記録的に早い梅雨明けを迎えましたが、最近は戻り梅雨のような天気が続いていますね。

7~8月はゲリラ豪雨が多くなる季節ですし、9~10月にかけては台風が多くなる季節です。

雨が多くなってくると心配になってくるのが雨漏りですが、多少雨が吹き込んでいる程度だし…、少し壁にシミができているだけだし…と、ついつい修理を後回しにしてしまっている方も多いかと思います。

雨漏りは放置すればするほど自体が悪化してしまいますので、雨漏りを発生させないようにする、あるいは雨漏りが発生してしまった時はすぐに対処をすることが大切です。

今回は雨漏り修理にかかる費用相場について紹介していきたいと思います。

雨漏り修理の費用相場

雨漏りは初期段階の内に修理をすることで修理費用を大幅に抑えることができますが、雨漏りを放っておいてしまうと、天井や柱などを腐食させてしまい、大規模な工事が必要になってしまうことも珍しくありません。

屋根からの雨漏り

屋根から雨漏りが発生した場合、屋根材などによって修理費用にばらつきがあります。

瓦屋根の場合、ズレなどで雨漏りが発生しているだけであれば修理費用は5万円程度が相場となりますが、屋根材を張り替えるとなると80~200万程度の費用が必要となります。

また、築20年以上経っている戸建て住宅の場合、アスベストが配合された屋根材が使用されている可能性もあります。

アスベストが配合されている屋根材を継続して使用しても問題はないのですが、張替えすることになった場合、廃棄物処理法に基づいて処理する必要があるため、別途撤去費用が40~70万程度かかります。

天井(屋内)からの雨漏り

天井から雨漏りが発生している場合、雨漏りの発生源を突き止める必要があります。

仮に屋根からの雨漏りだったとしても、雨漏りの真上から雨水が侵入しているケースは稀で、雨漏りが表出しているところからかなり離れた場所から雨水が侵入していることが大半です。

雨漏りの修理に詳しくない業者に依頼してしまうと、雨漏りがおさまらないどころか、雨漏りを悪化させてしまう危険性もありますので、雨漏りの修理は必ず専門の知識を持った業者に依頼することをおすすめします。

雨漏りの原因調査にかかる費用相場は、目視検査で0~5万円程度、散水調査で5~10万程度、赤外線検査で15~30万円程度となり、天井板の張り替えや、室内のクロスの張り替え・塗り替えが必要になる場合は別途5~15万円程度費用が掛かります。

外壁からの雨漏り

雨漏りというと屋根からというイメージがある方も多いかもしれませんが、実は外壁のひび割れや劣化したコーキングから雨漏りしてしまうことが一番多いんです。

ひび割れ・コーキング補修の費用相場は5~15万円程度で、コーキングを打ち替える場合には10~30万円程度費用がかかります。(足場が必要となる場合は別途足場代がかかります)

家を建ててからあるいは前回の塗り替えから10年以上経過している場合、外壁の耐水性が著しく低下しています。

外壁の塗り替えというと、美観目的だと思われている方もいるかもしれませんが、最も大切なことは建物を保護(防水)することにあります。

外壁を塗り替えするとなると、50~200万程度費用が掛かりますが、劣化が進行しサイディングの張替え・重ね張りになってしまうと、120~300万程度費用が掛かってしまいます。

雨漏り修理の費用相場はどれくらい? まとめ

弊社では今雨漏りしている方へ雨漏りの応急処置を無料にて行っております。

しっかりと雨漏りを調査・修理をご希望される方には、専門の技術者(ビルディングドクター、防水技能士など)が建物の隅々まで調べて対応を致します。

雨漏りの修理は早め早めが肝心です。

詳しくはお問い合わせください。

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