【外壁塗装】セラミック塗料とは?セラミック塗料だと30年もつって本当!?

2021.1.23

外壁塗料に「セラミック塗料」といった商品があるのをご存じでしょうか?

セラミックというと、なんとなく高品質で耐久性・耐傷性が高そうなイメージがあるかもしれません。

しかし最近はそういったイメージを利用した悪徳業者も増えています。

今回はセラミック塗料とはどういうものなのか、解説していきたいと思います。

【外壁塗装】セラミック塗料とは?

外壁に使用される塗料は主に、樹脂、顔料、添加物が混ぜ合わさって作られています。

セラミック塗料はシリコン塗料やウレタン塗料等に、砂や石、セラミックビーズ等の微粒子が配合されたものです。

よって、正確にはセラミック配合塗料と呼びます。(無機塗料や無機ハイブリット塗料とも呼ばれています)

セラミックは硬度の高い素材のため、セラミック塗料も耐久性が高いように感じるかもしれません。

また、塗料の耐用年数はセラミックの有無ではなく、塗料のグレードによって決まるため、セラミックが配合されているからといって耐用年数が上がるものでもありません。

そのため「100%セラミックでできた塗料」、「セラミック塗料だから30年間もつ」等と言ってくる業者には注意が必要です。

【外壁塗装】セラミック塗料の選び方

セラミック塗料は断熱効果が高い、紫外線に強い、意匠性が高いといった特徴があります。

しかし、セラミック塗料ならどれを使っても同じような効果が得られるものではなく、塗料の種類によってもたらされる効果が異なります。

セラミック粒子が配合されているセラミック塗料

塗料が乾燥していく際にセラミック粒子が塗料の表面に浮かび上がります。

外壁の表面にできたセラミックの層は雨等の水分を吸着しやすい親水性を持っています。

親水性が外壁に付着した汚れと外壁の隙間に水が入り込んで汚れを洗い流してくれるため、汚れにくい性質となります。

代表塗料

関西ペイントのアレスセラレタン、アレスセラフッソ等が有名です。

セラミックビーズが配合されているセラミック塗料

セラミック粒子が配合されているセラミック塗料と同様に汚れにくいという特徴があるほか、中空ビーズによって断熱効果・遮熱効果・防音効果がもたらされます。

代表塗料

日進産業のガイナが有名です。

セラミック塗料の定義は曖昧で、ほんのわずかでもセラミックが配合されていればセラミック塗料にとなってしまいます。

しかしガイナは6割がセラミック(乾燥後は8割)となっているため非常に高い効果を期待できます。

セラミック粉末が塗料に配合されているセラミック塗料

乾燥後の塗膜が石材調の仕上がりになるため、重くて高価という石材のデメリットを補うことができ、建物に負荷をかけることもありません。

また、石材調セラミック塗料は、塗膜が厚くなることで、高い耐久性と断熱効果を期待できます。

一方で、塗装の最後に必ずトップコートで表面を保護する必要があり、他の塗料と比較すると工程数が多く価格が高いといったデメリットもあります。

代表塗料

アペティーのラピスやアトモス等が有名です。

顔料を含まないセラミック塗料

 着色セラミックを採用し顔料を含まないものは、色褪せしにくく紫外線の影響を受けにくいといった性質があります。

【外壁塗装】セラミック塗料 まとめ

セラミック塗料と一口に言っても、その効果は塗料によって様々です。

希望する効果と異なった効果を発揮する塗料を選んでしまわないよう、セラミック塗料に関する正しい知識を身につけることが大切です。

また、セラミック塗料は施工が難しいため、職人の技術や経験によってはムラができてしまう恐れがあるというデメリットもあります。

塗装ムラができてしまうと性能を十分に発揮できない恐れがありますので、セラミック塗料の扱いに長けた業者に依頼するのが確実です。