修繕工事
賃貸アパート
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賃貸アパートの大規模修繕工事の事例をご紹介いたします。 修繕工事のおもな内容は、屋上防水、躯体のひび割れ補修、外壁塗装です。 とくに繁華街に面した建物のため、工事前にカラーシミュレーションによる完成イメージを作成し、オーナー様と協議を重ねて施工を行っています。構造 | |
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部屋タイプ・戸数 | |
工事概要 |
工事前の状況について
屋上防水は著しく劣化しており、ボロボロで危険な状態です。 屋上防水の劣化は雨漏りの原因になり、また建物の寿命にも大きく影響するため定期的なメンテナンスが必須です。
また外壁のひび割れ調査を実施し、一部に深刻なひび割れが見られました。 ひび割れの症状が現れると、同時に塗膜の劣化を促進させ、さらに構造躯体を傷めるといった悪循環から、耐久性の低下につながる恐れがあります。
コンクリートのひび割れは、構造に影響を与える可能性のあるものや漏水の恐れがあるものについては適切な補修が必要です。 そして外壁塗装は経年劣化による塗り替えを行っています。 外壁塗装の劣化も建物寿命を左右する要因となるため、定期的な塗り替えが必須となります。
大大規模修繕工事のポイントについて
防水工事
屋上防水は、つなぎ目のないきれいな仕上がりが特徴のウレタン塗膜防水で、通気緩衝工法による施工を行いました。 防水工事で多い不具合といえば「ふくれ」ですが、この現象は防水工事前に残存している水分が温められて湿気になることで起こります。 この「ふくれ」を防止する効果に優れるのが通気緩衝工法です。 通気緩衝工法とは、下地と防水層の間に通気緩衝シートを敷くことで通気層を設け、さらに脱気筒を設置して湿気を逃がすという方法になります。
ひび割れ補修
コンクリートのひび割れは注入工法による補修を行っています。 エポキシ樹脂をひび割れの内部に注入することで、躯体を強力に一体化し耐久性を高めることが可能です。 エポキシ樹脂が硬化した後、下地面を処理して再塗装するとひび割れも補修跡もわからなくなり、耐久性を維持したまま新築同様の仕上がりが実現します。
外壁塗装
塗り替えでポイントとなるのは配色ですが、完成して依頼内容と違うといったことがないよう、オーナー様とカラーシミュレーションでイメージを共有して施工を行っています。 また外壁塗装は塗り替えれば大丈夫というわけではなく、正しい施工を行うことが重要です。 外壁の洗浄から始まり、下塗り、中塗り、上塗りの重ね塗りによって塗装としての耐久性を高めます。 適正な施工が建物の美観と耐久性の確保を可能にします。