ゲリラ豪雨に備えよう!雨漏りが発生しやすい場所はどこ?

2022.7.15

7月12日夜、埼玉県内で1時間に100mm以上の猛烈な雨が観測され、数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨となり、9回も「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

ウェザーニューズが発表した「ゲリラ豪雨傾向2022」では、7~9月のゲリラ豪雨は、前年比1.4倍、過去5年平均比1.9倍発生回数が増えるという予想をしています。

ゲリラ豪雨はいつどこで発生するかわかりません。

ちょっとしたひび割れやコーキングの隙間から雨水が一気に入り込み、大きな被害に繋がってしまうことも少なくありません。

大きな被害がでるまえにしっかりとメンテナンスをしておくことが大切です。

ゲリラ豪雨で雨漏りが発生しやすい場所とは?

シーリングの劣化

雨漏りというと、屋根から雨が落ちてくるというイメージがあるという方も多いかと思いますが、実際には経年劣化によって発生した僅かな隙間から雨水が侵入し、天井や壁に雨がシミ出てくるというケースが大半です。

特に多いのがシーリングの劣化です。

シーリングは外壁材と外壁材の繋ぎ目や、窓やサッシに生じる隙間を埋めるために使用されているゴム状の素材のものです。

シーリングの寿命は5~10年程で、風雨や紫外線によって劣化してしまいます。

劣化したシーリングは弾性がなくなり、ひび割れや隙間(肉痩せ)、剥離などの劣化を引き起こし、雨水の侵入経路となってしまうのです。

家を建ててから10年以上外壁塗装を行っていない、前回の塗り替えから10年以上経過しているという場合は、外壁の防水性も落ちてきている頃合いになりますので、シーリングの打ち替え(打ち直し)と合わせてご検討されることをおすすめします。

屋根材・防水シートの劣化

屋根材が経年劣化によってひび割れやズレが生じていると、そこから雨水が侵入してしまう恐れがあります。

また、棟板金を固定している釘が経年劣化によって浮いていたり抜けていたりすると、そこも雨水の侵入経路になってしまう可能性があります。

仮にひび割れやズレが発生していたとしても、屋根材の下には防水シート(ルーフィング)が敷かれているため、多少の雨であれば食い止めてくれるのですが、防水シートが劣化していると雨を防ぎきることができず雨漏りへと繋がってしまいます。

防水シートは15~20年程で劣化してしまいます。

防水シートの耐用年数が過ぎていたとしても屋根材の防水性が維持できているのであれば、雨漏りの心配はさほどないのですが、何らかの原因で屋根材に隙間ができ、雨水の侵入を許してしまうと、いっきに雨漏りが拡大してしまう恐れがあります。

屋根材の状態が劣化していたとしても中々気付くことができないため、ゲリラ豪雨のように短期間に大量の雨が降り注いだときにはじめて屋根材が劣化していたことに気が付くことも珍しくありません。

屋根材の状態にご不安な方は、一度専門の業者に見てもらうことをおすすめします。

ゲリラ豪雨による雨漏りで火災保険は適用される?

一般的な火災保険は、火災のみでなく風災や雹(ひょう)災、水災など、自然災害に対する補償も受けることができるのですが、雨漏りは一般的に建物の老朽化が原因で起こることが多いことから補償の対象外とされているケースがほとんどです。

ただし、台風などによる強風で屋根が破損しそこから雨漏りしたということであれば、火災保険の風災補償の対象となる可能性があります。

詳しくはご加入の保険会社にお問い合わせください。

ゲリラ豪雨で雨漏りが発生しやすい場所とは? まとめ

雨漏りを放置してしまうと、カビやシミなどの二次被害を引き起こすだけでなく、シロアリの発生や木材部分を腐食させるなど建物に著しいダメージを与えてしまう恐れがある他、喘息やシックハウス症候群の原因になるなど人体への影響も懸念されます。

雨漏りを発生させる前に、しっかりメンテナンスをしておくことが大切です。