サービス内容
弊社は専門工事会社ですが複数の工事を総合して問題解決できるのが強みです。
なぜなら材料メーカーとして扱っている商品が塗装、左官、防水と多岐に渡り、それぞれのお悩みに対応しているうちに様々な場面に応じた問題解決力が養われました。
マルチな目線でお客様のお悩みに応じます。
工事が終わった後にお客様が気になるところが多々出てきます。そんな時でもすぐに駆けつけ対処するように心がけています。
またお客様へミニ情報をまとめたニュースレターを毎月送っています。
何かあったときすぐに連絡をいただけるような関係を築くことでお客様により安心していただけるからです。
心配性のせいか現場でトラブルがあると居ても立っても居られません。
以前、屋上防水工事の現場で日曜日にヒドい大雨が降ったとき漏水が起きてしまいました。
しかしその日はやっとの思いでこぎ着けた彼女とのデートの日。当然途中でキャンセルし現場に駆けつけました。
雨の中ずぶ濡れになりながらブルーシートを何枚もつなぎ合わせて屋上に張り巡らせたのは苦い記憶です。
対応が遅れて問題が大きくなってしまってからでは彼女に怒られるどころの騒ぎではすみませんからね(苦笑)。
新米社員の頃の話ですが、もっと天気を想定して段取りしておけば良かったと未だに工事で気をつけているエピソードです。
外壁塗装工事とは雨や紫外線など建物を傷める原因から守るためにほどこす塗装の事を言います。
また好みの色や模様に塗り分けることで建物の印象を若々しくしたり落ち着いた感じにしたりすることもできます。
コンクリート製のビルなどでは特に重要な工事です。
なぜならコンクリートは大気ガスや酸性雨の影響で表面から中性化してきます。
中性化が進むとコンクリートの強度を保つ鉄筋が錆びてしまします。
結果建物全体の強度が低下してしまいます。
塗装替えの目安は10年です。
10年も経過すると塗装表面も劣化が進み雨をはじかなくなります。
外壁塗装表面のツヤが無くなったと感じたり、雨がはじかなくなったと思ったら塗装替えの時期です。
塗装工事で重要なポイントは塗料の希釈加減です。
水やシンナーの希釈を多くしてしまうと薄い塗料となってしまいます。
薄い塗料で3回塗っても色が付いただけの塗装となり長持ちしません。
機械塗装の方法もありますが近隣へ飛散する恐れもあるため、ローラーを使っての手塗り作業となります。
熟練の職人が作業しますのでムラの無い均一な仕上がりとなります。
外壁塗装では、洗浄~下塗り~中塗り~上塗りの最低4日間工程となります。
アパート1棟(10世帯)では20日間は掛かります。4階建てのビルの場合30~40日掛かります。
漏水で一番多いのは屋上、屋根のある上部からです。
そんな漏水しやすい屋根、屋上に水が浸透しないための防水層を作るのが屋上防水工事です。
ビルの屋上など凸凹が多い面にはつなぎ目のない塗膜防水、マンションなど比較的平らで人の出入りが少ない面には作業日数が早いシート防水が適しています。
10~15年を目安に防水やり替えを行います。
漏水が起きてしまってから工事することが多いですが、漏水被害が広がってからでは修理費用も高くなってしまいます。1~2年早めの工事をおすすめします。
複数の会社から見積りを取ると各社バラバラの種類の見積りになります。
これは会社によって得意な防水、有利な防水があるためです。
防水に限らず建物に適した内容で工事することが大切なポイントです。
下地に残った水分が後々のふくれや亀裂の原因となるためよく乾いた状態から工事を始めます。防水工事はできるだけ塗り厚みを多くすると良いので使用材料を算出してから納入することが大切です。
一般的なマンションでは30~40日掛かります。
天候に左右される工事なので工期は長めに設定しましょう。
外壁のサッシを取り付けしてある部分にはすき間があります。そのすき間を埋めるのがシーリング工事です。
この部分の防水処置が不十分だと漏水につながってしまいます。
シーリング工事は窓のある建物、外壁パネルを貼り合わせた建物など多くの建物で施される工事です。
シーリング工事は5~10年をめどにやり替えが必要です。
なぜなら シーリングは柔らかさが求められるため特に紫外線の影響で硬くなりやすく劣化しやすい部材 だからです。
シーリング材の劣化は表面のひび割れで判断します。
ひび割れしていれば柔軟性が失われた証拠なのでやり替えの時期となります。
シーリング工事はまず古いシーリングをカッターなどですべて撤去します。
その後接着剤を塗り新しいシーリング材を充填します。
古い撤去材が残るとハガレの原因となるため注意が必要です。
シーリングは撤去したらすぐに打ち込みできるので数m~数十mであれば1日で作業できます。 1日で作業が終えられないと漏水の恐れがありますので天候にも注意して日数を検討する必要があります。
外壁のタイルは日照や漏水、地震などの影響により浮きが生じます。
そのタイルが浮いた部分に樹脂を注入したりタイルを貼り替えたたりして修理するのがタイル浮き補修工事です。
マンションにはタイル張りの外壁が多くあります。
マンションの大規模修繕の時には必ずと言って良いほど多く見られる劣化です。
タイルの劣化は予防的な修理が必要です。
なぜならタイルの浮きは見た目ではほとんどわかりません。
事故にはならなかったもののタイルがポロッと落下し、慌てて緊急修理をすることが多々あります。
タイル浮きを見逃さないために貼り替え、樹脂注入共に入念な調査が必要です。
いくらしっかりと修理ができても多くのタイル浮きを見逃していては全く意味がありません。
樹脂注入工法ではエポキシ樹脂をタイルの裏へまんべんなく充填させます。
その後補強用のステンレスピンを埋め込んでコンクリートとタイルを物理的にしっかりと固定させます。二重の補強によってタイルが落下しない修理ができます。
タイルの目地材まで充填し完了させるには最低2日掛かります。
浮きの面積が増えればそれだけ作業日数も増えます。
また穴開けにドリルを使用するため騒音が出る作業で入居者の方に迷惑が掛かります。
外壁や床に発生したひび割れ(クラックとも言います)を修理する工事です。修理の方法には複数あります。
エポキシ樹脂を注入する工法、Vカットシーリング工法、シール工法。一般的にはエポキシ樹脂注入工法が多いです。
ひび割れの奥までしっかり樹脂を入れることで防水性や強度が高くなるためです。
ひび割れはコンクリート造の建物に多く見られます。
特に地震で建物が大きく揺れた場合などに発生します。
東日本大震災の時には相談のほとんどがひび割れ、クラック修理でした。
ひび割れは年数と共に増えていきます。
そしてひび割れをきっかけにコンクリートの中性化、鉄筋の腐食が進行します。
目に見えてひび割れ、クラックが多くなったと感じたら早めの修理を行いましょう。
ひび割れ修理で重要なポイントはひび割れの奥深くまでしっかり樹脂を注入することです。
なぜならひび割れがコンクリートを貫通してしまうと雨水は室内に浸透してしまいます。
漏水を防ぐには貫通したひび割れの奥までしっかり注入させなければなりません。
高い防水性能、強度を持たせるにはエポキシ樹脂を注入する工法が一番です。
さらに微細なひび割れ幅でも奥深くまで注入するためには注入器具で時間を掛けてじっくり注入する低速低圧注入工法がオススメです。
時間を掛けて注入するため最低2日間の作業となります。ひび割れ、クラックの数が多くなればその分日数も増えます。