コンクリートのジャンカとは?発生の原因と補修方法を解説

2020年11月16日


コンクリートの表面に現れる「ジャンカ」は、見栄えが非常に悪いことが特徴です。

しかしその見た目もさることながら、性能への影響はないのか心配する人も多いのではないでしょうか?

「ジャンカ」ができた場合、コンクリート本来の性能が発揮できず問題が生じる可能性があるため注意が必要です。

そこで今回は、「ジャンカ」の問題点とはどのようなことなのか、そして「ジャンカ」ができる原因や補修方法についてなど解説します。

コンクリートのジャンカとは?

ジャンカとは、コンクリートの打設後に骨材が一部に多く集まることでできる隙間が目立つ不良部分のことで、豆板(まめいた)と呼ばれることもあります。

打設工事が終わると養生期間を経て型枠を撤去しますが、その時点で確認できる初期の不具合です。

ジャンカは見栄えが悪い

隙間が多くできることで砂利が表面にも確認できる状態にあるため、誰の目にも品質が十分でないことがわかります。

ジャンカにも程度がありますが、とくにひどいときは叩くと骨材が剥落したり、あるいは鉄筋が露出したりする場合もあります。

ジャンカは性能低下を招く

ジャンカがひどい場合、コンクリートが持つ本来の性能を発揮できない可能性があります。

というのも、正常な部分よりも密度が低く耐久性が劣ること、また中性化の影響を受けやすいことなどがその理由です。

中性化とは、本来アルカリ性を保っているコンクリート内部が、空気中に炭酸ガスと反応して表面から徐々にアルカリ性を失う現象のことをいいます。

中性化が進行して鉄筋まで及ぶと錆びてしまうことがあり、そうなると膨張して内側からコンクリートを破壊する「爆裂」を起こすため注意が必要です。

ジャンカができる原因とは?

ジャンカができる原因は、大きく2つです。

  • ・材料分離
  • ・しめ固め不足

これらはいずれもコンクリート打設時に生じることになります。

そもそもコンクリートは、骨材どうしをセメントペーストで結合してつくられたものです。

それぞれ比重が異なることから、流動させると重いものは沈み、逆に軽いものは浮き上がるため分離してしまうことがあります。

とくに打設時の水平方向への移動距離が長くなったり、落下高があったりするような環境では、材料が分離して骨材が一部に集中してしやすくなります。

また、流動性が不足すると充填しきれない部分が生じますが、流し込み後には振動棒(バイブレーター)を使ってしめ固める作業が必要です。

しかし振動棒(バイブレーター)で長く振動を与え過ぎると骨材が沈み、上下で材料分離が生じてしまうこともあるため、施工にはコツが必要になります。

ジャンカの補修方法

ジャンカができてしまった場合、必ず適切に補修しなくてはいけません。

補修方法は、ジャンカの度合いによって検討する必要があります。

叩いても骨材が剥落しない程度のジャンカであれば、ポリマーセメントモルタルなどの補修材を充填します。

補修方法については下記記事を参考にしてください。

コンクリートの爆裂はリスクが大きい?原因と補修方法を解説

もし一部でも骨材が落ちてくるようであれば、脆弱な部分を取り除いたうえで補修しなくてはいけません。

なぜなら、脆弱部分が残ると補修後にひび割れが起こりやすく、中性化が加速する恐れがあるためです。

もし、内部にまで隙間が多く広範囲に脆弱な部分が見られる場合は、はつり落としてその部分に新たなコンクリートを打設し直すことも必要になるでしょう。

まとめ

コンクリートのジャンカは、比較的よく見られる不具合のひとつです。

対策として重要なことは、ジャンカができないような施工をするということで、意識して取り組むことで多くは防げます。

そのうえでできてしまった場合は、強度の低下を招く症状でもあるため放置するのではなく適切に補修しなくてはいけません。

弊社では、コンクリートのひび割れ補修など、建物を守るためのメンテナンス、材料販売を行っております。

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ヤブ原産業株式会社仙台支店 支店長 横山浩(よこやまひろし)

外壁塗装アドバイザー。外壁塗装プロデュース業25年。手掛けた物件は、のべ1,300件以上。

1968年岩手県生まれ。農林水産省林野庁森林管理局勤務を経て、1993年ヤブ原産業入社。外壁塗装の専門家。

得意とする仕事は、良質な外壁塗装を通じた投資物件価値の維持。外壁塗装サイクルの改善、提案。外壁リフォームの総合プロデュースなど多岐に渡る。

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