【地震保険】地震で起きた雨漏り修理は保険の適用を受けられる?

2020年4月11日


地震が発生すると、何らかの被害を受けてしまうかもしれません。

雨漏りもそのひとつですが、地震が原因であった場合、一定の条件を満たすことで修理費用の一部を地震保険で賄える可能性があります。

いったん雨漏りが発生すると、建物へのダメージはきわめて大きく、できるだけ早く修理することが重要です。

しかし雨漏り修理には費用がかかります。

ただでさえ地震の発生で不安になっているなか、修理費用を少しでも負担できると非常に助かるでしょう。

そこで今回は地震が原因で起こった雨漏りの修理費用を地震保険で賄うときの注意点や雨漏りのリスクなどについてご紹介したいと思います。

 

地震で起きた雨漏りは地震保険が適用される

地震保険

地震が原因で起きた雨漏りは、地震保険に加入している場合に適用が認められることになります。

ただし、地震保険は火災保険とセットで加入しなくてはならないことが定められおり、単独では入れないため注意が必要です。

よって、火災保険だけ加入している場合は、地震が原因の雨漏りは補償対象にはなりません。

なぜ、セットで加入する必要があるのかというと、地震保険は法律によって定められている保険であることが大きな理由です。

保険会社は、各保険をひとつの商品として販売しており、過去のデータをもとにビジネスとして成り立つよう金額などの設定がされています。

ところが、地震はいつ起こるのか、また被害がどの程度の規模になるのか予測が難しいため、ビジネスとしては成り立ちにくいという側面があります。

そのため、法律で定めることで国が後ろ盾となって支えている制度なのです。

 

火災保険の概要

火災保険とは、火災などが原因で建物や家財が損害を負ったときに補償を受けられる保険のことです。

また、火災保険の補償対象は火災だけではありません。

商品ごとに異なりますが、おもな補償対象は以下の通りです。

  • ・火災
  • ・落雷
  • ・破裂、爆発
  • ・風災、ひょう災、雪災
  • ・水漏れ
  • ・水災
  • ・盗難

 

雨漏り修理は、火災保険の補償対象になるケースがあります。

そのケースとは、台風や竜巻などが原因となって起こる災害「風災」であることです。

なお、雨漏り修理が補償対象となる火災保険の適用条件については「雨漏り修理は火災保険が使える?対象になる原因とならない原因は?」の記事を参考にしてください。

 

地震保険の概要

地震保険とは、火災保険では適用されない地震などが原因で建物や家財が損害を負ったときに補償を受けられる保険のことです。

原則として火災保険とセットで加入する必要があり、単独での契約はできないことになっています。

また、地震保険の補償対象は地震だけではありません。

商品ごとに異なりますが、おもな補償対象は以下の通りです。

  • ・地震
  • ・噴火
  • ・津波

 

地震保険で雨漏り修理をするときの注意点

地震保険の注意点

地震保険で雨漏りを修理するときの注意点とは、修理費用をすべて負担できるだけの保険金を受け取ることは難しいという点でしょう。

というのも、地震保険は火災保険の付帯という扱いであり、保険金額は火災保険の30~50%までと定められているためです。

しかも、一部損壊という区分になれば保険金額の5%になるなどの制約もあります。

よって、地震による雨漏り修理が地震保険に適用されることが決まったとしても、全額を賄うことはできないと考えておいたほうがよいでしょう。

また、火災保険や地震保険は、老朽化が原因による損害は補償対象とはなりません。

築年数が著しく古い建物などは、適用が認められないケースがあります。

 

地震による外壁のひび割れも保険が適用される

地震が起こることによる被害は雨漏りだけではありません。

モルタル壁やサイディング壁など、外壁にひび割れが生じてしまうケースもあるでしょう。

外壁のひび割れは、地震保険の支払い範囲に該当しますが、一部損という区分になるため保険金の5%が支払われる計算となります。

ただし、地震保険を受け取るにはいくつか条件をクリアしなければなりません。

その条件とは以下の通りです。

  • ・主要構造部の被害が住宅価格の3%以上20%未満であること
  • ・地震から9日以内の被害であること

 

とくに、ひび割れの発生が10日を過ぎると地震との因果関係が薄いと断定されるため、地震が原因でひび割れが発生した場合は10日以内に保険会社へ連絡しましょう。

なお、地震保険を適用して外壁のひび割れ補修を行うなら「地震によるひび割れで保険はおりる?地震保険に加入したほうがよい理由とは?」の記事を参考にしてください。

 

雨漏り修理は事前調査がキモ

雨漏りは、建物にとってきわめて重大なリスクがともないます。

いったん雨漏りが起こると、カビの発生や木材の腐朽につながりやすく、場合によっては致命的なダメージに発展することがあるため注意が必要です。

とくに地震が発生したときには、建物に大きな負荷がかかります。

このときに基礎や建材が腐っていたり弱っていたりすると、通常なら耐えられるはずの揺れでも崩壊・倒壊してしまう恐れもあります。

そのようなリスクを少しでも軽減するためには、基礎や建材を腐らせない、あるいは弱らせないことが大切です。

よって、雨漏りを確認したときにはすぐに専門業者へ調査を依頼し原因を特定する必要があります。

雨漏りの原因特定は簡単ではありませんが、原因を確実に取り除く必要があります。

つまり、雨漏り修理をするうえで最もキモとなる部分は事前の調査なのです

雨漏り調査は、経験の豊富な信頼できる専門業者に依頼するようにしましょう。

なお、雨漏り調査については、「【雨漏り調査】調査方法と原因を特定するポイントとは?」の記事で詳しく解説しています。

 

地震保険を利用した雨漏り修理:まとめ

地震が原因で起こった雨漏りは地震保険が適用される場合があります。

ただし、修理費用のすべてを賄うことは難しいということは理解しておきましょう。

万が一の地震などにより雨漏りが起こった場合は、建物寿命にも影響する恐れがあるため、できるだけ早く専門業者に相談することが重要です。

また、定期的に外壁塗装や屋根塗装を行うことは、雨漏りの予防にもなるうえ、ひび割れ対策としても有効です。

それはつまり、地震に対する備えにもつながります。

地震はいつどこで発生するかわかりません。

備えあれば憂いなし。 被害が小さいうちからしっかりとメンテナンスをしていきましょう。


ヤブ原産業株式会社仙台支店 支店長 横山浩(よこやまひろし)

外壁塗装アドバイザー。外壁塗装プロデュース業25年。手掛けた物件は、のべ1,300件以上。

1968年岩手県生まれ。農林水産省林野庁森林管理局勤務を経て、1993年ヤブ原産業入社。外壁塗装の専門家。

得意とする仕事は、良質な外壁塗装を通じた投資物件価値の維持。外壁塗装サイクルの改善、提案。外壁リフォームの総合プロデュースなど多岐に渡る。

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